Velocityベースの便利ツール、Apache Anakia/Texenが正式リリースに

Apache Velocityプロジェクトは6日、Apache Velocityベースのツールである「Apache Anakia 1.0」と「Apache Texen 1.0」のリリースを発表した。

これらはもともとVelocityの一部として配布されていたが、メンテナンスを容易にするために別プロジェクトに分離された。どちらもAntタスクとして実行するユーティリティである。

Apache Anakiaは、XML文書を読み込み、別フォーマットに変換するためのツールだ。同じ目的のテクノロジーとしてはXSLTが存在するが、AnakiaはVelocityの構文を利用して変換ルールを記述するため、XSLTよりも学習が容易で、かつ記述も簡単という特徴がある。また、パフォーマンスも優れており、XalanのXSLプロセッサと比較して処理速度が2倍強に達したという測定結果もあるという。

Apache Texenは、汎用的なテキストファイル生成ユーティリティだ。ソースコードの自動生成などに威力を発揮する。O/RマッピングツールであるApache Torqueなどでも利用されており、実績も十分だ。こちらもVelocityの構文を用いてテンプレートを記述する。テンプレートファイル内で他のテンプレートを読み込み、パースした後にファイルを出力するといった処理を記述できるため、Velocityテンプレートの記述のみでテキストファイルの生成が可能だ。加えて、柔軟性も考慮されており、Texenが提供するクラスTexenTask(Antのタスククラス)を拡張することもできる。

XMLの変換やテキストの自動生成といったタスクは、開発プロジェクトでもしばしば必要になる。そういった場合に備えてこれらのツールに慣れ親しんでおくのも悪くないだろう。



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