米Microsoftは米国時間の4月26日に、2007会計年度第3四半期(2007年1~3月)の決算を発表した。Windows Vistaとthe 2007 Microsoft Office System (以下2007 Office)のコンシューマ向けリリースが追い風となって大幅な増収増益を達成した。

2007年度第3四半期の売上高は144億ドルで、前年同期と比べ32%増加。純利益は49億3000万ドル(希薄化後の1株あたり利益50セント)で、前年同期の29億8000万ドル(同29セント)を大幅に上回った。営業利益は65億9000万ドルで、前年同期の38億9000万ドルから69%増加した。

この結果には、Windows Vistaと2007 Officeへの低価格アップグレードを保証した「Technology Guarantee Program」に関連して、第2四半期の売上16億7000万ドルと純利益11億4000万ドルが反映されている。その分を差し引いても、Windows Vistaと2007 Officeのリリースが好業績をけん引したのは明らかだ。部門別では、クライアント部門の売上高が52億7000万ドル (前年同期比67%増)、Microsoftビジネス部門は売上高48億3000万ドル (同34%増)だった。営業利益はそれぞれ42億4000万ドル、34億2000万ドルとなっている。

サービス&ツール部門も売上高27億5000万ドル(前年同期比15%)で、営業利益9億8000万ドルと好調を維持している。その一方でGoogleやYahoo!と競合するオンラインサービスビジネスは売上高が6億2000万ドル(同11%増)で、営業損失が前年同期の2000万ドルから2億ドルに拡大した。Xboxや音楽プレーヤーのZuneなどを含むエンターテインメント&デバイス部門は売上高が9億3000万ドル (同21%減)で、3億1500万ドルの営業損失だった。

「売上高、営業利益、EPSで二桁の成長を実現したことに満足している」とMicrosoftのCFOであるChris Liddell氏。「堅調なまま2007年度を終え、この勢いを2008年度に持続したい」と述べる。

2007年度第4四半期 (2007年4月~6月)の業績見通しは、売上高131億~134億ドル、営業利益50億~52億ドル。2008会計年度 (2007年7月~2008年6月)については、売上高565億~575億ドル、営業利益220億~225億ドルという見通しを示している。