米ValueClick傘下の価格比較サイトPriceRunner.comは、今年の母の日および父の日プレゼントに関する最新調査レポートの発表を行った。

同レポートは、米Amplitude Researchが、今月上旬にインターネット上で実施した、米国内の男女1,000人に対するアンケート調査に基づいたもの。調査結果によれば、プレゼントを買って母の日に贈る予定であると答えた女性は72%、男性は71%となり、ほぼ男女間で同じ割合の回答結果が見られた。しかし、プレゼントを買って父の日に贈る予定であると答えた女性は67%に上ったのに対して、男性は49%にとどまった。男女ともに、父の日にプレゼントを贈る人の割合は、年齢を重ねるごとに減る傾向があるものの、より男性のほうが大きく落ち込むという結果が出た。

PriceRunner.comのゼネラルマネージャーとなるMartin Andersen氏は「なぜ女性は男性よりも父の日にプレゼントを贈ることを好むのか、もっと詳細な調査を実施する必要があるものの、息子から父親にプレゼントを贈るのは、母親に贈るよりも気恥ずかしく感じられ、なかなか自然にプレゼントし難いものがあるのだろう」と語った。

一方、母の日・父の日にプレゼントを贈ると答えた人の間で、母親・父親に贈るプレゼントの購入予算に違いは見られず、いずれも平均して44米ドルだった。ただ、世帯年収が上がるほど、母親・父親のために購入するプレゼントの価格も上昇する傾向が見られた。