24日(米国時間)、ニュースサイト「Newsvine」がリニューアル公開された。Newsvineはユーザが自分のニュースサイトを作成できるサービス。以前と比較してユーザエクスペリエンスが向上している。

Newsvineではニュースモジュールを自分の好きなように配置することができる。外部からニュースモジュールを取り込むことも可能だ。

基本的な機能は、ニュースの配置場所を自由に変えられるパーソナライズ機能、RSSフィードモジュールを使ったニュースの追加機能、Ajaxを活用したスムーズなUIの実現などだ。はじめから用意されているニュースモジュールは削除することもでき、自分が欲しいニュースをRSSフィードモジュールとして追加して活用できるという特徴がある。

リニューアルされたNewsvineのサイト。各コンポーネント(右上に×がついた領域)はドラッグ&ドロップで配置を換えることができる。

他のニュースサイトのニュースが表示できるという点で、一般的なニュースサイトで提供されているパーソナライズド機能よりも強力。RSSが提供されている情報はすべて取り込めるため、ニュースサイト以外のデータもニュースのように表示させることが可能だ。

Newsvineは、ニュースサイトのパーソナライズという点ではGoogle Newsに似ているが、モジュールを使って自由にコンテンツの追加や削除、配置ができる点はGoogle Personalized Homepageに近い。RSSフィードモジュールを介してほかのニュース配信を取り込めることからRSSフィードリーダのような機能を備えていると言える。

RSSフィードリーダは多くの情報を集約して活用する場合には便利だが、情報を視覚的に捉えることができない、(ニュースの重要度など)運営者側の意図が十分に伝わらないといった欠点もある。Newsvineを活用すればそういった点を補うことができる。視覚効果もクールに決まっており、情報ジャンキーのフェイバリットツールがまた1つ増えたと言ってよいだろう。気になる読者はさっそく試してみてみよう。