Lunascpaeは25日、Internet Explorer互換のWebブラウザ「Lunascape 4.2.0」をリリースした。対応システムはWindows 98SE / Me / 2000 / Server 2003 / XP / Vista、Internet Explorer 6.0以降がインストールされていることが必要。インストーラ形式とアーカイブ形式の2種類が用意されたバイナリパッケージは、同社Webサイトから無償配布される。

今回のリリースでは、Lunascape独自のプラグインをサポート。独自プラグインをワンクリックでダウンロードする機能も追加された。現時点では、SNS「mixi」の日記や足跡などの表示に対応したプラグイン「mixiプラグイン」が提供されている。従来のバージョンと同様、Internet Explorer用プラグインもサポートされる。

パフォーマンスの改善も図られ、起動時間の短縮やアイドリング時のCPU負荷が軽減された。タブを閉じてもメモリが解放されないWindows XPの不具合を回避する機能のほか、定期的にメモリの使用状況を最適化する機能など、多くの独自機能も盛り込まれている。

Lunascapeでは、独自形式のプラグインに対応したLunascape 4.2.0のリリースにあわせ、「ブラウザ・プラグイン・コンテスト」を実施する。テーマは『「Web2.0時代のインターネット」をより楽しむことができるプラグイン』、応募期間は4月25日から7月31日まで、結果発表は8月中。最優秀プラグイン賞(1点)には20万円など、入選者には総額60万円の賞金が提供される。