The Pidgin Projectは22日(米国時間)、Pidgin 2.0.0へ向けた作業の進捗をブログを通じて報告している。予定より遅れているPidgin 2.0.0のリリースに対して寄せられる「いつになるのか」というユーザからの質問に答えた形だ。

現在Pidginプロジェクトは設定ファイルの移行機能を実装している段階にある。現在のところGaimもPidginも同じ~/.gaimディレクトリを設定ファイルディレクトリとして扱うが、実装後は移行ができるようになるとみられる。この機能の実装後、まずRelease Candidate公開、そのあとで正式リリースとなる。近いうちには2.0.0のリリースを実施できるだろうという見通しのようだ。

マルチプロトコルインスタントメッセンジャーとして次期メジャーバージョンの登場が待ち望まれているアプリケーションにGaimがあったが、商標問題などをめぐる確執で名称がPidginへと変更されていた。プロジェクトサイトはすでに名称がGaimからPidginへと変更されている。