Apolloアプリ開発に早くも対応 - アドビ、Adobe Flex 2.0.1をリリース

      [2007/03/22]

    アドビ システムズは22日、リッチインターネットアプリケーション(RIA)開発/実行環境の最新版「Adobe Flex 2.0.1」を23日にリリースすると発表した。新版の最大の特徴は、同社が開発中のRIA実行環境「Apollo」への対応である。加えて、機能テストを自動化する新機能が追加されるといった拡張も施されている。

    Flex 2は、FlashベースのRIAテクノロジーである。Javaアプリケーションサーバ上で動作し、XMLによるコーディングでFlashアプリケーションを構築することができる。無償で提供されている開発キット/フレームワーク「Adobe Flex 2 SDK」や、EclipseベースのGUI開発環境「Adobe Flex Builder 2」、データの同期処理などを担う「Adobe Flex Data Services」などで構成されており、今回のリリースではすべてのプロダクトが更新された。

    これらのうち、Adobe Flex 2 SDKでは、フレームワーク部分の機能強化として、大規模アプリケーションを意識したモジュール管理機能の拡張、実行時における動的CSS呼び出しへの対応、機能テストの自動化サポートやパッケージの追加などが行われた。そのほか、開発キットに対して、APIドキュメント生成ツール「ASDoc」や、テキストレンダリングエンジン「FlashType」との連携機能が組み込まれた。

    一方、Adobe Flex Builder 2では、新たにApolloアプリケーションの開発をサポート。19日にリリースされたパブリックアルファ版のApolloランタイムと、「Apollo Extension for Flex Builder 2.0.1」を用意すれば、Eclipse上でApolloアプリケーションを構築することができる。なお、今回リリースされる最新版より、Mac OS X対応バージョンが提供される。

    また、Flex Data Services 2.0.1では、Flex Data Services 2.0に含まれていた各種の問題点が修正されている。

    Adobe Flex 2 SDKは、無償で提供される。Adobe Flex Builder 2の価格は6万8,145円、Adobe Flex Builder 2 with Chartingは10万2,795円。Adobe Flex Data Servicesは、Enterpriseエディションが1CPUあたり273万円、Departmentalエディションが1CPUあたり81万9,000円である。なお、各製品ともバージョン2.0からのアップデータは、Flexサポートセンターから無償でダウンロードできる。

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