Ruby/Rails最新版 - Ruby on Rails 1.2.3、Ruby 1.8.6公開

    後藤大地  [2007/03/15]

    David Heinemeier Hansson氏は14日(米国時間)、Ruby on Railsの最新版となるRails (以降、Rails) 1.2.3を公開した。RailsはRubyで作成されたフルスタックのWebアプリケーションフレームワーク。The MIT Licenseのもとで公開されているオープンソースソフトウェアで、アジャイルなWebアプリケーション開発を実現するツールとして高い人気を誇る。

    また12日にはRubyの最新安定版リリースであるRuby 1.8.6が公開されている。ひとつ前のバージョンである1.8.5がリリースされたのが2006年8月25日であるから、約7カ月を経ての安定版アップデートとなる。

    Ruby 1.8.6では新しいプラットフォームやビルドツールとしてIA64 HP-UX、Visual C++ 8 SP1、autoconf 2.6xが加わったほか、関連ライブラリのアップデート、新しいビルドインクラスの追加、いくつかのバグ修正が実施されている。1.8.6の公開後は1.8.7の開発とは別に、ruby_1_8_6ブランチのもとで不具合修正や脆弱性対応を実施する保守が行われるとされている。また13日にはRuby 1.8.5系の保守リリースとなるRuby 1.8.5-p35も公開されている。

    今回公開されたRails 1.2.3は、Ruby 1.8.6への対応を主としている。いくつかのバグ修正も含まれているが、後方互換性を崩すものではないため、そのままRails 1.2.2と置き換えることができる。このためRails 1.2.2ユーザはそのままアップデートを実施した方がいいだろう。アップデートはgemsを使うかまたは最新のrel_1-2-3タグを指定してSNV経由で取得するといった方法が用意されている。

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