SOA環境での管理機能を強化「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」

 

米Oracleは3月13日(現地時間)、Oracle Enterprise Manager 10g Release 3の提供開始を発表した。新バージョンでは、Fusion Middlewareやライフサイクル・マネジメントとの連携および管理機能の強化が行われている点が特徴。また同社はSOA(Service-Oriented Architecture)環境やE-Business Suite、Siebel CRMに対する管理機能を強化するOracle Application Management Packsの提供も発表しており、Enterprise Manager 10g Release 3との連携による"トップ-ダウン"型のアプローチで管理コスト削減とサービス品質の向上の両立が可能になるという。

新バージョンではOracle Fusion Middlewareとの連携が強化されているが、例えばOracle Business Activity Monitoringとの組み合わせで、ビジネスKPI(Key Performance Indicator)の利用や各種アラートの利用が可能になり、Enterprise Managerの管理コンソールを介してビジネスプロセスの動作状況が透過的に監視できるほか、リアルタイムでのSLA測定ができるようになる。またOracle Access ManagerやOracle Identity Managerとの連携によるアクセス制御のほか、Oracle BPEL Process Managerを通して実行されているプロセスの自動検出と監視など、一元管理と自動化によるコストメリットを享受できる。

そのほかの特徴としては、アプリケーションのテストから配布までを管理するアプリケーション・ライフサイクル・マネジメント(ALM)やパッチ管理機能の強化が挙げられる。キャパシティ・オンデマンド管理やSOA/Oracle RAC環境でのアプリケーション/データベースの自動展開に対応、パッチ配布機能はLinux/Windows/Solarisまで幅広いOSプラットフォームをサポートする。

Oracle Enterprise Manager 10g Release 3はWindowsとLinuxの両プラットフォーム対応バージョンが提供されるほか、評価用のソフトウェアがEnterprise Managerのサイトで配布されており、無償でダウンロード可能。今回発表された新製品のライセンス価格は、「Oracle Management Pack for SOA」がプロセッサライセンス時にCPUあたり1万ドル、Named User Plusライセンス時に単位ユーザーあたり200ドルとなる。「Oracle Application Management Pack for Oracle E-Business Suite」と「Oracle Application Management Pack for Siebel」はプロセッサライセンス時にCPUあたり6000ドル、Named User Plusライセンス時に単位ユーザーあたり120ドルとなる。



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