Oracle、"TopLink"をベースにしたEclipse Persistenceプロジェクト提案へ

    Junya Suzuki  [2007/03/07]

    米Oracleは6日(現地時間)、米カリフォルニア州サンタクララで開催されている「EclipseCon Conference」において、Eclipse Board MemberとStrategic Developerに参加したことを表明し、さらに同社のパーシステンスフレームワークであるOracle TopLinkのオープンソース化を発表した。同社はTopLinkのオープンソースコミュニティへの提供を機に、さらに同フレームワークをベースにした統合パーシステンスプラットフォーム構築のためのEclipseプロジェクトの提案も行っている。

    ITシステムにおけるパーシステンスとは、Javaなどで採用されているオブジェクトモデルとRDBMS、あるいはオブジェクトとXMLを結びつける仕組み。TopLinkでは、Java Persistence APIやJava API for XML Binding、Service Data Objects、Java Connector Architectureなど、業界標準のフレームワークを通してパーシステンスの仕組みを実現するソフトウェア。OracleによればTopLinkは1994年にリリースされて以降、優れたパフォーマンスなどから多くの開発者に愛用されてきたという。

    Eclipse FoundationエグゼクティブディレクターのMike Milinkovich氏は「Oracleは当初からのEclipseメンバーであり、重要な貢献者であった。Oracle TopLinkのオープンソースコミュニティへの貢献は、EclipseならびにコミュニティにWIN-WINの関係をもたらすだろう」と述べ、さらに同社から提案されたパーシステンス技術のプロジェクトへの期待を寄せた。

    Oracleによれば、Eclipse Foundationの新規プロジェクトはTopLinkのコードをベースに改良が進められ、JavaやOSGi(Open Service Gateway Initiative)上で動作するパーシステンスサービスのセットを開発していくという。同社が提案したEclipse Persistence Platformプロジェクトは、Eclipse Public Licenseの下で無償で利用可能。詳細についてはOracleの専用ページで参照できる。

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