モスバーガーなどを展開するモスフードサービスは6日、生鮮野菜の食材配送システムに関して「エコリーフ環境ラベル」の認証取得を発表した。店舗告知は4月初旬の予定だ。
「エコリーフ環境ラベル」は製品の定量的な環境負荷データを開示する認証ラベル。環境負荷データは、環境に関する国際規格のISO14040シリーズに基づくLCA(ライフサイクルアセスメント)手法により算出する。経済産業省所管の社団法人産業環境管理協会も推進する認証ラベルだ。
モスフードサービスは同チェーンで使用量が多いレタス・トマト・タマネギの物流におけるエネルギー量、温暖化負荷量、酸性化負荷量などのデータを提出し、今年2月6日に「エコリーフ環境ラベル」を取得。3月6日に公開した。物流システムを"製品"とみなし「エコリーフ環境ラベル」を取得したのはモスフードサービスが日本初となる。
記者発表会では、CSR推進本部環境推進グループグループリーダーの中山卓三氏による「エコリーフ環境ラベル」取得への経緯やLCA(製品・サービスの資源採取から製造・組立、物流、使用および廃棄・リサイクルに至るライフサイクルステージを通じての環境側面と潜在的な環境影響を規定した方法に従って分析、評価すること)の範囲などの説明がなされた。また社団法人産業環境管理協会のエコリーフ事業室室長で工学博士である小関康雄氏も出席し、「エコリーフ環境ラベル」の普及状況と基準等を解説した。
モスフードサービスの取締役上席執行役員商品統括本部長の堀田富雄氏は「温暖化が進む昨今、環境への取り組みをしていかなければならない。私達が「エコリーフ環境ラベル」を取得したことを皮切りに、外食業界で取得が進むことやCO2排出量に対する意識の高まりにつながってほしい」と語った。
社団法人産業環境管理協会の小関康雄氏も「なぜ今まで日本でサービス部門での取得がないかというと、食材配送システム全体でのCO2排出量のデータを計測している企業が少ないため。コストがかかるのも理由の一つだと思われますが、「エコリーフ環境ラベル」は年々増加傾向にあるので、今後物流サービスでも増えてほしいと思います」とコメントした。
モスフードサービスの運営するモスバーガーの店舗数は直営店とフランチャイズを含め、現在1450店舗。今後は消費者に対し、同社の環境への取り組みをよりわかりやすい形で打ち出していく予定だ。
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