NetBeans、Ruby/JRubyをサポート - スクリプト言語へ恋文を贈るJava

Sun MicrosystemsおよびNetBeans Communityは5日(米国時間)、Rubyプログラミング言語をサポートするためのパック「NetBeans Ruby Pack」のアーリーアクセス版のリリースについて発表した。同パックはNetBeans IDEに対してRubyおよびJRubyプログラミング言語を編集する機能を提供する追加パッケージ。同パックはNetBeans 6 Milestone 7においてオートアップデートセンターからダウンロードできるようになる見通しで、Ruby on Railsに間するサポートは2007年中期には開始されるという。

NetBeans Ruby Packによって提供される機能は

  • 基本的な編集機能
  • シンタックスのハイライト機能
  • ナビゲーションアウトライン機能
  • プロジェクト機能
  • ユニットテスト実行機能

などが挙げられる。モジュール、クラス、メソッド、エスケープコードなどに対する補完機能もすでに実装されている。また同パックでは、Ruby APIコールに対するインテグレートドキュメントポップアップ機能や、パラメータのハイライトを使ったセマンティック解析機能、使われていないローカル変数の明示などの機能もすでに実装されている。

NetBeans Ruby PackはRuby/JRubyをサポートするプラグインだが、このプラグインはNetBeans IDEにおいてJavaではなくダイナミックに動作するスクリプト言語においても活用できることを示唆している。Sun Microsystemsは2006年9月ごろ、JRubyデベロッパのひとりであるCharles Oliver Nutter氏とThomas Enebo氏の両氏を雇用し、JRubyのフルタイム開発を始めている。Javaが隆盛をきわめているWebアプリケーションシステム開発ではあるが、Sunは最近注目されてきたスクリプト言語の機能を取り込むために、まずはJRubyに的を絞ったと言えるだろう。

今回の発表によって、Java + Rubyの開発プラットフォームとしてNetBeans IDEを推進する姿勢が明確となった。今度も同社を基軸とし、Javaプラットフォームにおけるスクリプト言語への取り組みが続けられることになるだろう。



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