中華網軟件、香港志鴻と提携し金融顧客開拓

    西山楓  [2007/03/05]

    中華網投資集団公司の全額出資子会社である中華網軟件集団公司(中華網ソフトウェアグループ)は、3月1日付けで香港志鴻科技国際持株公司と提携、今後共同で金融サービス業向けの顧客管理ソフトウェアの販売にあたると発表した。

    双方が結んだ協議により、志鴻科技は主に中華網ソフトウェアグループの金融機関向けCRMソリューションを販売する。このソリューションは金融サービス業向けに開発されたアプリケーションソフトウェアで、資産管理、個人金融サービス、財産管理および商業銀行管理などに強みがあるとされる。香港、中国大陸やシンガポール、マレーシア、タイなど、広義の華人経済圏市場がターゲットだ。

    香港株式市場上場中の香港志鴻科技国際持株公司の全額出資子会社である志鴻科技は、これらの国や地域に深く根を下ろしており、広範な顧客の支持を得ている。同社は企業向けソフトウェアの販売、システムインテグレーションサービスの提供やITアドバイザリングサービスなどに豊富な経験を持つ。

    中華網ソフトウェアグループ総裁のEric Musser氏は、「我々は志鴻科技の金融サービス市場における豊かな経験と、アジア各地に張り巡らしたネットワークを頼りに、CRMの販売を当該地域で活性化させたい。このソリューションには金融サービス向けの特別な機能が備わっているため、高額のコストを支払わなくともサービスを立ち上げることが可能で、投資効果が早期に現れやすい。全世界の金融業顧客がこのソリューションから享受しうるものは大きいと信じている」と語った。

    一方、志鴻科技CEO兼董事会主席のPeggy Chan氏は、「我々の金融サービス製品にCRMソリューションが加わり、市場に登場したことは大変喜ばしいことだ。業界志向性の強いこのソリューションセットは、我々の金融業界向けサービス製品のラインアップを豊富化すると共に、銀行などの金融業の顧客には、より深く、正確に自らの運営を理解せしめ、業務プロセスの簡略化を達成させ、ユーザーニーズへの素早い対応を実現させることだろう」と述べた。

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