"Apache Jetspeed 2.1"ファイナル登場 - 1年3カ月ぶりのメジャーアップデート

    後藤大地  [2007/03/05]

    The Apache Portals Jetspeed Teamは3日(米国時間)、Apache Jetspeedの最新版となる"Apache Jetspeed 2.1 final release"を公開したことを発表した。Apache JetspeedはApache License Version 2.0の下、Javaで開発されたオープンソースのポータルプラットフォーム/エンタープライズインフォメーションポータルプロダクト。JSR 168 Portlet Specificationに準拠しているほか、スタンダードコンポーネントを使って構築されたオープンアーキテクチャで、セキュリティポリシーなどの管理も行き届いている。

    2.1における大きな特徴はより安定したコードベースを活用した新しいJetspeedポータルテクノロジが注入されている点にある。Web 2.0クライアントサイドアグリゲータ、分散ポータル/ポータルキャッシュ、パラレルレンダリング/アグリゲーションなどの新機能が追加されているほか、多くの改善やバグ修正も実施されている。

    2.1を動作させるにはJava 1.4.2_04かまたはそれ以降のバージョン、256MBのディスクスペース、512MBのメモリが必要とされている。配布物がそのままインストーラになっているので、ダウンロードしてきて実行し、MySQL、PostgreSQL、Oracle、Apache Derby、MS SQL Server、SAP DBなどサポートされているデータベースの設定をすればよい。配布物にはApache Derbyのデータベースドライバが含まれているので、とりあえず使ってみたい場合はApache Derbyを選択するといいだろう。デプロイが完了したらApache TomcatなどASを実行すればよい。

    1つ前のリリースバージョンは2005年12月11日(米国時間)に発表されたApache Jetspeed 2.0。1年3カ月ほどでメジャーアップデートが実施されたわけだが、同プロジェクトのサイトに2.0から2.1へ移行するためのマイグレーションガイドが用意されているので、すでに2.0を活用している場合は参考にされたい。

    2.1における新機能については、アムステルダムにおいて開催が予定されているApacheCon Europe 2007において同チームから発表が実施される見通し。

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