JBoss、Messaging Project Lead、Ovidiu Feodorov氏は1日(米国時間)、JBoss Messagingの最新版となるJBoss Messaging 1.2.0.GAを公開したことを発表した。JBoss MessagingはJavaで開発されたエンタープライズクラスのメッセージングプラットフォーム。同社は同プロダクトをマスマーケットにエンタープライズクラスのメッセージング機能を提供するものだとしている。
JBoss Messagingは大規模で高負荷用途において活用されるSOAやESB、広範囲におよぶデマンドネットワークなどさまざまなシーンで活用できるように高性能でロバストなメッセージングコアを実装している。フロントエンドにはJMS(Java Messaging Service)が実装されているが、JMS以外のメッセージングプロトコルも活用できるように柔軟に設計されている。
1.2.0.GAでは全バージョンと比較してかなり多くの変更が実施されている。なかでも最も注目すべき点はロードバンランシング機能と透過的なフェイルオーバーを実現したクラスタリング機能が実装されたところ。クォリティもプロダクションレベルに到達したとしており、同バージョンにおいて最も宣伝できる機能といえるだろう。
Messaging Project Teamのメンバーは、1.2.0.GAで提供されるようになった新しい機能についてブログを通じて短い説明を実施していくとしている。また1.2.0.GAのリリースと同時にユーザガイドドキュメントも公開されたため、新しい機能に関するオーバービューはそちらを参考にしてほしい。
なお、1.2.0.GAのデータスキーマは従来の1.0.x系と互換性がないため、アップデートする場合には1.0データベーステーブルを取り出してデータを再度用意する必要がある。または同チームからマイグレーションツールがリリースされるまで移行は待ったほうがよいだろう。1.2.0.GA以降からはデータスキーマの互換性が加味されるとされている。
1.2.0.GAをビルドするにはApache Ant 1.7.0かそれ以降のバージョンが必要。将来的にJBoss MessagingはJBoss ASやJBoss ESBのコンポーネントとして包括される見通し。1.2.0.GAはGAという位置づけにあるが、かなり多くの機能が追加されたうえに、これから使用されていくことを考えると、安定した動作を起動する場合はアップグレードはしばらく待った方がいいだろう。
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