日立製作所は、同社のサーバ製品群「BladeSymphony」から、サーバ仮想化機構「Virtage」(バタージュ)を搭載したブレードサーバ「BS1000」を3月2日から発売する。論理サーバでのディスク共有機能や、N+1コールドスタンバイをサーバ仮想化環境においても利用できる機能などが追加されている。価格は228万9,000円から。
搭載するCPUは、Intel製のデュアルコアプロセッサ「Itanium 2」の9000番台である9050(1.60GHz)、9040(1.60GHz)、9015(1.40GHz)で、最大2つまで装備できる。また、最大32GBまでのメモリを搭載可能。対応するOSは、Red HatのRed Hat Enterprise Linux AS4.0とMicrosoftのWindows Server 2003 Enterprise Edition。
Virtageは、同社が従来から提供しているハードウェアによる独自のサーバ仮想化機構に対して、次の2つの機能を追加できるものである。
1つ目は、論理サーバでの高効率なディスク共有機能である。具体的には、論理サーバがI/Oアクセスを行う際の物理アドレス変換や不正アクセス抑止などをハードウェアで処理する機能をFibreChannelアダプタに搭載することで、ディスクに対する仮想サーバからのアクセス処理をハードウェアで行い、仮想化によるオーバヘッドを低減できる。また、複数の論理サーバを稼動させた場合でも、システムレベルでのディスクアクセスのスループットを維持できる。
2つ目の機能は、N+1コールドスタンバイを、サーバ仮想化環境においても利用できる機能である。なおN+1コールドスタンバイとは、業務サーバに不具合が起きたときのために予備サーバを用意する際、複数(N台)の業務サーバに対して、1台の予備サーバで対処できる機能である。
また同社では、「Virtage」を搭載したBladeSymphonyによるサーバ仮想化環境の導入計画策定や、システムの設計/構築/運用/保守をサポートするサービス「ソリューションサービス for Virtage」も行う。
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