ソニーは、新画像エンジン「BIONZ」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」シリーズ、4機種を3月9日より順次発売する。全モデルに手ぶれ補正機構を搭載する。
画像エンジン「BIONZ」(ビオンズ)はデジタル一眼レフカメラ「α100」にも採用されているが、今回サイバーショット用に新開発し、ピントや露出補正に加え、ホワイトバランスや色調整機能も備え、最大8人まで対応した顔検出機能「顔キメ」や、輝度差の激しい逆光シーンなどでもガンマカーブや色、シャープネスも自動補正する「Dレンジオプティマイザー」を搭載した。
さらに全モデルでフルHDの解像度1920×1080ドットの撮影モードが用意され、オプションのクレードルや接続ケーブル経由でテレビに出力する機能を備える。光学式手ブレ補正機能を沈胴式のWシリーズにも搭載した。
また、メモリースティックPRO デュオのラインナップに新たに8GBモデルの「MSX-M8GS」を追加した。推定市場価格は38,000円前後で、3月9日から発売される。
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発表会に登場した写真家の三好和義氏。サイバーショットで撮影した作品も公開されていた |
発表会午後の部ではCMソングを唄うアンジェラ・アキさんもまねかれていた |
「サイバーショット DSC-T100」は、サイバーショット Tシリーズとしては初めて5倍ズームレンズを搭載した薄型モデルのフラッグシップ機。ボディの厚みは、従来モデルのT50(23.4mm)や同時発表のT20(22.8mm)より薄い22.3mmだが、T10(20.6mm)よりも厚みはある。液晶モニターは23万画素3型クリアフォト液晶だが、T50で備えていたタッチパネル機能は持たない。推定市場価格は5万円前後で、3月9日から発売される。ボディカラーはシルバー、ブラック、レッドの3色が用意される。
レンズはボディ内で動作する屈曲光学系を採用し、35mm判換算35-175mm相当F3.5-4.4のカールツァイス バリオ・テッサーレンズで光学式手ブレ補正機能も備える。手ブレ補正モードは、シャッター半押し時に動作する「撮影時モード」と、常に動作する「常時モード」が用意される。また、最大1cmまで被写体によれる「拡大鏡モード」も備える。撮像素子は1/2.5型有効810万画素。最大撮影感度はISO3200。新画像エンジン「BIONZ」の採用により、顔検出機能や、輝度差のあるシーンでも目で見た印象に近い撮影が可能になった。また、カメラ内で画像を加工できる「カメラ内レタッチ」機能を備え、「ソフトフォーカスフィルター」「パートカラーフィルター」「クロスフィルター」「魚眼フィルター」「トリミング」「赤目補正」などが可能。起動時間は約1.5秒、レリーズタイムラグ約0,007秒、シャッターラグ約0.3秒、撮影間隔約1.3秒。
記録メディアはメモリースティック デュオおよびPRO デュオで、内蔵メモリー約31MBも備える。バッテリーは専用リチウムイオンで、約340枚の撮影が可能。本体サイズは91.8(W)×59.2(H)×22.3(D)mm、重さは約141g(本体のみ)/約172g(メディア、付属アクセサリー含む)。
「サイバーショット DSC-T20」はT10の後継モデルにあたる。撮像素子が1/2.5型有効810万画素に強化されたほか、新エンジンの採用で最大感度ISO3200(T10はISO1000)まで使用可能になった。また、厚みはT100の22.3mmよりも厚い22.8mm。推定市場価格は4万円前後で4月6日より発売される。ボディカラーはシルバー、ブラック、ホワイト、ピンクの4色が用意される。
屈曲光学系を採用し、35mm判換算38-114mm相当F3.5-4.3の光学3倍ズームのカールツァイス バリオ・テッサーレンズで、被写体に1cmまで近寄れる拡大鏡モードも備える。液晶モニターは23万画素2.5型クリアフォト液晶。「BIONZ」エンジンにより、顔検出機能やDレンジオプティマイザー機能、カメラ内レタッチ機能を搭載する。起動時間は約1.3秒、レリーズタイムラグ約0.007秒、シャッターラグ約0.3秒、撮影間隔約1.3秒。
記録メディアはメモリースティック デュオおよびPRO デュオで、内蔵メモリー約31MBも備える。バッテリーは専用リチウムイオンで、約380枚の撮影が可能。本体サイズは89.7(W)×55.7(H)×22.8(D)mm、重さ約127g(本体のみ)/約159g(メディア、付属アクセサリー含む)。
「サイバーショット DSC-W80」は沈胴式で光学ファインダーも備えたオーソドックスなコンパクトデジタルカメラ。Wシリーズとしては初めて光学式手ブレ補正機能が追加された。推定市場価格は33,000円前後で、4月20日から発売される。ボディカラーはシルバー、ホワイト、ピンクの3色が用意される。
レンズは35mm判換算35-105mm相当F2.8-5.2手ブレ補正付き3倍ズームのカールツァイス バリオ・テッサーレンズを搭載。撮像素子は1/2.5型有効720万画素。また、背面には撮影モードダイヤルを備える。液晶モニターは11.5万画素2.5型TFT液晶。新画像エンジン「BIONZ」により、最大感度ISO3200、顔検出機能、Dレンジオプティマイザー、カメラ内レタッチ機能などを備える。起動時間は約1.5秒、レリーズタイムラグ約0.008秒、シャッターラグ約0.3秒、撮影間隔約1.2秒。
記録メディアはメモリースティック デュオおよびPRO デュオで、内蔵メモリー約31MBも備える。バッテリーは専用リチウムイオンで、約340枚の撮影が可能。本体サイズは91(W)×58(H)×22.9(D)mm、重さ約124g(本体のみ)/約155g(メディア、付属アクセサリー含む)。
「サイバーショット DSC-T7」は、35mm判換算31-465mm相当光学15倍ズームのカールツァイス バリオ・テッサーレンズを搭載。動画撮影時にもズームが使用でき、ビデオカメラのようにも使用できる。撮像素子は1/2.5型有効810万画素。推定市場価格は50,000円前後で、4月27日から発売される。ボディカラーはシルバーとブラックが用意される。
最長で465mm相当という超望遠ズームレンズを備え、光学式手ぶれ補正機構を備える。また、従来のカメラが不得意としていた前後方向の動きに追従する「アドバンストスポーツ撮影モード」を新たに追加。運動会で走る子供の動きもフォーカスできるという。また、最大20mの到達距離を持つフラッシュを内蔵し、光量も細かく設定でき、後幕シンクロ撮影にも対応する。液晶モニターは11.5万画素2.5型TFT液晶。「BIONZ」エンジンにより、最大感度ISO3200、顔検出機能、Dレンジオプティマイザー、カメラ内レタッチといった機能を備える。起動時間は約2秒、レリーズタイムラグ約0.007秒、シャッターラグ約0.3秒、撮影間隔約1.3秒。オプションで、16:9で1,650mm相当で撮影できるテレコンバージョンレンズ「VCL-DH1774」(価格17,850円)と、24mm相当になるワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0774」(価格16,800円)なども用意される。
記録メディアはメモリースティック デュオおよびPRO デュオで、内蔵メモリー約31MBも備える。バッテリーは専用リチウムイオンで、約300枚の撮影が可能。本体サイズは109.5(W)×83.4(H)×85.7(D)mm、重さ約375g(本体のみ)/約514g(メディア、付属アクセサリー含む)。花形レンズフードが付属する。
今回のサイバーショットはフルHD出力が特徴のひとつだが、そのためには別売のHD出力アダプターが必要になる。「CSS-HD1」はクレードルタイプのHD出力アダプターで、リモコンも付属する。D端子にクレードルを接続しておけば、カメラをクレードルにセットし、リモコン操作によりテレビで画像を楽しむといった使い方が可能になる。また、付属の充電器より30%高速な充電機能も備える。価格は8,085円。発売は3月9日。
同様のクレードルとプリンター、カメラ(DSC-W80)をセットにしたのが「DSC-W80HDPR」。テレビで画像を見ながら簡単にプリントできる。プリント部は昇華型熱転写方式で、解像度は300×300dpi。プリントサイズはポストカードかL判となる。L判であれば、1枚53秒で印刷する。価格はオープンだが推定市場価格は約50,000円前後。2007年4月27日から発売される。
もっとシンプルに、カメラとHDテレビをダイレクトに接続するケーブルが「VMC-MHD1」と「VMC-MHC1」。MHD1はD1端子用で、MHC1はコンポーネント端子用となっている。ステレオの音声端子も装備するが、サイバーショットからの出力はモノラル音声になる。どちらも価格は4,935円、発売は3月9日。
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