米Parallels、「Desktop for Mac」アッグレード正式版の提供を開始

    Yoichi Yamashita  [2007/02/28]

    米Parallelsは2月27日(現地時間)、Intel Mac向け仮想マシンソフトウェア「Desktop for Mac」のアップデートを発表した。最新版は、Windows用アプリケーションをMacアプリケーションのように表示する「Coherence」や移行ツールの「Transporter」などを備えるほか、Windows Vistaをサポートする。

    Windows Vistaが動作する新しい仮想マシンを作成できるほか、Windows XPからVistaへのアップグレードをサポートする

    MacのアプリケーションとWindowsアプリケーションがMacのデスクトップに同居

    今回のアップグレードではCoherenceが目玉機能となっている。ParallelsのBenjamin Rudolph氏は「昨年4月にDesktop for Macによって、われわれはMacとWindowsの境界線をあいまいにした。今度はCoherenceで境界線を取り払う」と説明する。最新版では表示モードをCoherenceに切り替えると、Windowsデスクトップが消え、Internet ExplorerやOutlookなどのWindowsアプリケーションを、まるでMacのアプリケーションであるかのようにMacのデスクトップ上で扱える。Coherenceでは、Windowsタスクバーの表示/非表示の切り替え、Parallelsデスクトップアイコンを通じたWindowsスタートメニューへのアクセスなど、豊富な動作オプションが用意されている。

    Transporterは、スィッチャーからPowerPC Macユーザーまで幅広いケースのIntel Macへの移行を支援してくれる。同ツールを使うことでWindowsユーザーは設定やアプリケーション、ファイルなど全てのPC環境を、そのままMac上の仮想マシンに移動できる。このほかVMware WorkstationやMicrosoft Virtual PCのイメージをPrallels対応のイメージに変換してくれる。

    最新版ではWindowsとMac OS X間でのドラッグ&ドロップが可能になり、ファイルを共有しやすくなった。仮想マシン環境では、USB 2.0のプラグ&プレイ、MacBook/ MacBook Pro/ iMacなどの内蔵iSightカメラ、仮想CD/DVDドライブによるCD/DVDの書き込みなどのサポートが強化された。またBoot Campのパーティションに対応し、同パーティションのWindows環境を複雑な設定をせずにParallelsの仮想マシンで動作させられる。

    最新版のDesktop for Macは、これまでと同じ79.99ドルで販売されている。既存のDesktop for Macユーザーは無償でアップグレード可能。auto-update機能を利用するか、またはParallelsダウンロードセンターからアップグレードパッケージを入手する。

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