OSS & R/W可のNTFSドライバ「NTFS-3G 1.0」登場 - Leopardでサポートも?

    海上忍  [2007/02/22]

    NTFS-3Gプロジェクトは21日、オープンソースのNTFSドライバ「NTFS-3G 1.0」をリリースした。対象プラットフォームはLinuxなどUNIX系OS、動作にはユーザランドファイルシステムのFUSE、またはMacFUSEなどの移植版が必要。

    公開されたバージョン1.0は、文書などの付属情報を整備した安定版としてのリリース。2月上旬にリリースされたリリース候補版(RC1)以降、不具合の修正を除く変更は行われていないが、13,000のファイルを作成/削除するなどの品質テストを経て、安定した動作が確認されている。

    NTFS-3Gは、FUSEのAPIを利用してユーザランド上に実装されたNT4 NTFS互換のファイルシステム。直接NTFSボリュームを読み書きできるほか、ルートファイルシステムとして使用することも可能。Windowsネイティブと比較して書き込み速度に劣り、暗号化や圧縮に対応しないなど未実装の機能も少なくないが、Windows以外のOSから直接アクセスできることのメリットは大きい。なお、LinuxカーネルにもNTFSドライバが標準装備されているが、書き込みに関しては実験段階(Experimental)にあり、事実上読み込みしかサポートされていない。

    同プロジェクトの紹介ページには、主要開発者のAnton Altaparmakov氏がAppleに雇用され、NTFSドライバの開発に従事していることを示唆する文章が記載されている。コードはNTFS-3Gおよびオープンソースコミュニティに還元されるが、時期は2007年夏とのことで、今年前半のリリースが予定されているMac OS Xの次期バージョン「Leopard」でいち早くNTFSサポートが実現される可能性もある。

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