オフィスデスクのキーボードやマウス、女性のほうが細菌付着多い - 米調査

    湯木進悟  [2007/02/19]

    漂白剤メーカーの米Cloroxは、米国内オフィスの細菌感染度などを調査した最新調査レポート「Germs in the Workplace」を発表した。職場を清潔に保つための努力を怠ることがないように、注意が喚起されている。

    同レポートは、米アリゾナ大学(University of Arizona)のCharles Gerba博士が率いる研究チームによって昨秋に実施された、ワシントンDC、ロサンゼルス、サンフランシスコ、オレゴン、ニューヨーク市内の100を超えるオフィスのデスク環境を対象とする分析調査に基づくとされる。調査結果によれば、一般的なオフィスのデスク上で、最も多くの細菌が表面に付着していたのは電話機だった。続いて、キーボード、マウスの順に、多大の細菌の付着数が確認されたという。

    今回の調査では、オフィス環境の平均的な細菌付着数の男女比に着目。電話機の汚れ具合に男女間で大差は見られなかったものの、キーボードやマウスへの細菌付着数は女性が男性の3~4倍に達し、引出しの中に潜む細菌の数は女性が男性の7倍に至ったようだ。一方、男性の財布に付着する細菌数は女性の財布の4倍に達したという。

    Gerba博士は「化粧品ポーチからフォトフレームに至るまで、オフィスで女性が使う物品の数は男性よりも多くなる傾向があり、これが女性の(デスクに付着する)細菌増加につながっている。デスクで多くの時間を過ごすほど、細菌の繁殖環境も整えられることとなり、特にデスクで飲食をするならば、デスクが細菌の格好の生育拠点となりかねない」とコメントしている。

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