ベンチマーク対決再び! AMD、秋葉原で対Intelの店頭デモを実施

大塚実  [2007/02/18]

日本AMDは17日、秋葉原・カクタソフマップの店頭において、Intel製CPUを比較対象としたベンチマークデモを実施した。昨年11月26日にドスパラ秋葉原本店で実施されて以来のベンチマーク対決となるもので、今回は初めて最新OS「Windows Vista」にプラットフォームを移しての開催となった。

恒例のベンチマーク対決。午後1時、2時、3時の計3回実施された

各回の最後にはジャンケン大会も。店頭はご覧のような混雑ぶり

ベンチマークテストによるCPUの性能比較となると、何よりも対象製品の選定に公平さが求められてくるが、このイベントでは前回同様に「同価格帯」という基準を採用。同クロックによる比較なども考えられるものの、アーキテクチャが異なるCPU間ではあまり意味はなく、ユーザーにとってはこちらの方が分かりやすく、かつ意味のある基準と言えるだろう。

CPUは前回と同じく、両社のデュアルコア同士の対決。ただし、12日にAMDの価格改定が行われた結果、Core 2 Duo E6600の"対戦相手"はAthlon 64 X2 5600+に変更された(前回は5000+だった)。ちなみに、1,000個ロット時の価格はE6600が316ドル、5600+が326ドルとなっており、実売価格ではまだ数千円ほど5600+が高いものの、4万円台前半のクラスでの戦いである。

今回の比較機材。AMD側はAthlon 64 X2のハイエンドモデルながら、価格が4万円台前半まで下がった5600+が登場

こちらは前回(11月26日)のもの。AMD側のCPUが変わったことと、OSがWindows Vistaになったこと以外は同じ構成だ

まずはiTunesを使い、両者のエンコードスピードを比較。5曲分のデータのAAC変換が行われ、ストップウォッチで計測したタイムは5600+が52秒、E6600が59秒となった。「5曲分なので差は7秒くらいですが、CDアルバム1枚分になるとこの差は3~4倍になります」とAMDの担当者。

まずはiTunesのデモ。5曲をAACエンコード

次いで、CINEBENCH 9.5による3DCGのレンダリングを行い、5600+が28秒、E6600が30秒で1フレームの描画を終えた。「1秒(=30フレーム)分では、これが30倍の差になります。何時間分もの映像を作るには、これがどれだけ大きな差になるか分かってもらえるでしょう」(同)。

2回戦はCINEBENCHでのベンチマークテスト

Athlon 64 X2 5600+(左)がわずかに有利

そして「今日の目玉」(同)というのが、最後のVirtual PC 2007ベータ版によるテスト。ホストOSであるWindows Vistaと、ゲストOSであるWindows XPとの間の仮想ネットワークのスループットを比較するもので、現実のネットワークであれば性能はLANチップやルーターなどの制限を受けるが、仮想マシン上では「データ転送速度はCPUの性能に依存する」と担当者。

Windows Vista上に、Linux(左上)、Windows XP(右下)の2つの仮想環境を構築

スループットの計測には「ポート速度ベンチっち」というフリーソフトを使用

結果は、E6600が3.18MB/sであったのに対し、5600+は15.0MB/sと予想外の大差に。ちなみにこれはこの日3回目に行われたデモの時のスコアで、じつはその前の回ではそれぞれ6.7MB/s、12.02MB/sという結果が出ていた。かなりバラツキのあるテストではあるのだが、何れにしてもAthlon 64 X2の優位性が出た結果となった。

E6600のトータルスループットは3.18MB/sに

一方、5600+は15.0MB/sという結果になった

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