「おにいちゃん」「おしかり」に続くのは「告白」! - 妄想ボイスCDの第3弾

    野口智弘  [2007/02/09]

    野川さくらさんが声を担当する、おてんば女子高生・野々宮真。「性格:ツンデレ(割合はツン6:デレ4)」「朝に弱く、よくパンを咥えながら走る姿を目撃される」……とのこと

    12人の女性声優が100種類のシチュエーションで「おにいちゃん」と連呼してくれる「おにいちゃんCD」、同じく12人の声優陣が様々な罵倒の言葉を連呼してくれる「おしかりCD」……秋葉原を中心とした一部で反響を呼んでいる妄想ボイスCDシリーズに、第3弾が加わることとなった。今回のテーマはズバリ「告白」だ。

    この「告白CD」は、野川さくらさん(『D.C.~ダ・カーポ~』朝倉音夢役ほか)、小清水亜美さん(『交響詩篇エウレカセブン』アネモネ役ほか)、小林ゆうさん(『魔法先生ネギま!』桜咲刹那役ほか)など、現在活躍中の女性声優12名がナース、女子高生、女教師といったキャラクターをそれぞれ担当して、"ひたすら告白してくれる"という。

    3月28日発売予定で、価格は1,500円。さらに第3.5弾として「ありえない告白CD」も同時リリースされる。例として、バナナを食べながら「結婚してください」、戦国時代で合戦中に「センパイ、第2ボタンください」など、文字通りありえないシチュエーションでの告白が詰め込まれたCDとなっている。こちらの価格は1,000円。販売は音楽CDの通販サイトや、一部の店舗でも取り扱われる見込み。

    現在特設サイトが「たのみこむ」にて開設されており、予約を受付中。告白ボイスの試聴などは現在準備中だが、前作の「おにいちゃんCD」や「おしかりCD」については特設サイトにてサンプルが聴けるようになっているので、そちらを参考にしていただきたい。また、たのみこむ限定のセット購入特典として「ちょっとHなムフフな告白CD」が付属。さらに予約購入者のなかから抽選で30名には「Only You(あなただけの)告白CD」がプレゼントされる。

    企画者は天才か、すごい天才かのどちらか!?

    脳内世界へのパスポートとして思う存分堪能するもよし、ネタとしてオタク同士のコミュニケーションに活用するもよし、声優のプロの演技力に感動するもよし、大事な告白の予行演習用に使うもよし、萌えの最終兵器として一般人にぶつけてみるもよし、という活用範囲の広いような、そうでないような特殊な逸品。「こんな企画を考えた人は天才か、すごい天才かのどちらかだ」というわけで、妄想ボイスCDシリーズのサウンドクリエイターとレコーディングエンジニアを務めるIKUTO氏(以下、敬称略)に、メールにてインタビューを行った。

    --「おにいちゃんCD」はインディーズCDながら約1万枚というヒットを記録したそうですが、反響はいかがですか?

    IKUTO:1作目をリリースした際は試行錯誤でしたが、前2作とも、とても好評を頂いております。特に「おしかりCD」を買っていただいた方には、前作「おにいちゃんCD」も手にとっていただけているので、妄想Voiceシリーズというジャンルがようやく確立されたような気がします。

    --数々の個性的なセリフはどのような状況から生み出されるのでしょうか?

    IKUTO:プロデューサー、脚本家が数名と私の少数で会議を重ねて練っております。あとはそれをとりまく演者さんや知り合いにも意見を仰いだりするので、案外いろいろな人が関わっているのかもしれません。基本的に会議は重苦しい雰囲気ではなく、事務所も秋葉原にございますので、妄想できるような資料や素材を思い浮かべながら、面白おかしく考えております。

    --かなりのセリフ数があるようですが、収録にはどの程度の時間がかかるものなのでしょうか?

    IKUTO:実は収録はさほど時間がかかっておりません(苦笑)。基本2~3テイクを最初から最後まで一気に録り終えた後の編集作業のほうが時間がかかります。OKテイクだけを均等に並べていく作業が一番時間がかかりますね。ちなみに今回の告白CDでは「セリフの後の余韻」を大切に編集しております。

    --声優さんのリアクションはいかがですか?

    IKUTO:おしかりCDの時はとにかく「ストレス発散できた」という方が多かったようです。今回の「告白CD」については、やはり多少の照れもあるでしょうが、今回の声優さんはみなさんプロフェッショナルですので、逆にこちらが赤面してしまうくらい良い演技をしてくださいました。

    --IKUTOさんのオススメポイントはありますか?

    IKUTO:メイドさんのキャラクターがいるんですけど、語尾の「です」が「でぃす」になっているところが個人的にツボです(笑)。あとは女子高生のキャラクターのツンデレ加減がとってもオススメポイントで、悶えること間違いなしでしょう。さまざまな属性の方に楽しんでいただける妄想VoiceCDになるのではないでしょうか。

    --現場での苦労話がありましたら教えてください。

    IKUTO:録っているときに、台本に誤字を見つけてしまったことなどでしょうか、なにぶん収録よりも特典の作業(色紙等)も声優さんにお願いしており、そちらの作業のほうが収録よりも長いので特に大変でした。

    --今後の展望や、やってみたい企画などは?

    今後も妄想好きにたまらない前代未聞のボイスCDを製作していけたら、という思いはあります。個人的には作曲家ですので、歌モノにも挑戦してみたいです。もちろん、ただ普通のポップスを普通の歌手が歌う、というよりは妄想にからめたような楽曲や歌詞で世界観を構築してみたいと思っております。

    --ありがとうございました。

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