ラトック、秋葉原のショールームでプレス関係者向け新製品発表会を開催

 

ラトックシステムは8日、秋葉原の同社ショールームにおいて、プレス関係者向けの新製品発表会を開催した。今回展示されていた製品を、おおまかに分けると、PCオーディオ関連製品、RAIDケース、パソコン切り替え機の3つのジャンルとなり、既存製品、発売を間近に控えた製品、将来市場投入されるかもしれない製品などが展示されていた。

ラトックシステムの同社ショールームで開催された発表会

PCオーディオ関連製品

PCオーディオ関連製品として展示されていたのは、USB接続のアダプターをPCに接続することで、PCのサウンドを無線経由でオーディオ機器に転送する「REX-Linkシリーズ」、同じく無線経由でワイヤレスヘッドフォンへ転送する「REX-WHP2」、参考出品となるPCオーディオ用デジタルプリメインアンプなど。

2003年に発表された「REX-Link1」の後継として、2月に発売が予定されているのが「REX-Link2」だ(標準価格は17,800円)。いずれの製品も2.4GHzの無線帯域を利用する仕様となっているが、REX-Link1はデータ転送時にデータ圧縮を行っているのに対し、REX-Link2では非圧縮(16bit/44.1kHz)でデータ転送を行い、音質の向上を図っている。

アンプの上にあるのは受信側の機器。左からREX-Link3の試作器、REX-Link2、REX-Link1

こちらはREX-Link2用のUSBアダプタ

REX-Link3用のUSBアダプタの試作器

また、会場にはREX-Link2の上位となる「REX-Link3」の試作器も参考出品として展示されていた。無線方式にUWB(Ultra Wide Band)を利用することで、同じ周波数帯を利用する無線機器との混信がなくなり、音楽再生時に音が途切れなくなるという。

3月発売予定のREX-WHP2は、既存製品である「REX-WHP1U」の小型版といった製品だ(標準価格は31,800円)。こちらはヘッドフォン内部にバッテリを内蔵しており、約17時間の連続再生が可能だ。

3月発売予定のREX-WHP2

PCオーディオ用デジタルプリメインアンプは、画像を見てもわかるとおり本当に初期の段階の試作機で、筐体は金属パネルを組み合わせたシンプルなもの。前面にあるのは音量調整用のボリュームと、LEDだけ(電源スイッチは無い)というレベルの状態だった。とはいえ、2010年までには、完成度を高めて製品化したいとのこと。

発売日は未定のPCオーディオ用デジタルプリメインアンプ。試作器のため、デザインはかなりシンプル

RAIDケース

RAIDケースのコーナーには、eSATAとUSBでの接続に対応し、RAIDコントローラを内蔵するHDDケース「SA-DK2EU-R」(標準価格は42,500円)と、eSATA接続に対応し5台のHDDを搭載可能でソフトウェアRAIDでの利用も可能な「SA-DK5ES-PE」(標準価格は81,000円)が展示されていた。

SA-DK2EU-Rは、2台のHDDを利用することで、RAID 0、RAID 1、スパンニング(2台のHDDを1台のHDDと認識)の構成に設定可能なほか、個別のドライブとして利用することができる。

2台のHDDを搭載可能なSA-DK2EU-R

本体内部にRAIDコントローラを搭載しているため、RAID 1のミラーリング構成でHDDに障害が発生した場合、オートリビルド機能により、新しいHDDに交換をすると自動的にディスクの再構築が行われる。

なお、PCにRAID環境の監視が行える「RATOC RAID MONITOR UTILITY」をインストールすれば、HDDの取り外しのほか、エラー発生時のメッセージ表示や、指定したメールアドレスにエラー内容の送信が行える。

RAID環境を監視できるRATOC RAID MONITOR UTILITY

SA-DK5ES-PEは最大で5台までのHDDを搭載可能なHDDケースで、搭載したHDDは個別のドライブとして認識される。なお、会場ではWindows VistaがインストールされたPCに接続され、ソフトウェアRAID機能を使って、RAID 0の構成が組まれ動作していた。

HDDを最大で5台まで搭載可能なSA-DK5ES-PE

Windows VistaのソフトウェアRAID機能により、RAID 0の構成に設定されていた

ラトックシステムではこれまでHDDケースやRAIDケースの販売を行ってきたが、新たに2月から、同社のリムーバブルケースに250GBのHDDを搭載した「SA-DK2EU-R500」を標準価格69,800円で販売を開始する。これは、型番を見てわかるとおり、リムーバブルケースとHDDのセットが2個用意された製品となる。

SA-DK2EU-R500には、リムーバブルケースと250GBのHDDが2セット用意されている

ラトックシステムでは耐衝撃性・耐水性に優れた運搬用のケースも取り扱っている

PC切り替え機

PC切り替え機のコーナーには、DVI出力を備えたMacintosh専用の「REX-220CUDP」と、2006年12月に発表された、マウスとキーボードだけ切り替えることができる「REX-MK2」「REX-MK4」が展示されていた。

REX-220CUDPは4月発売予定の製品で標準価格は15,800円。DVI出力を装備する2台のMacintoshの接続が可能で、DVI信号のノイズや波形のゆがみが生じないような回路設計や、基板実装技術により、23インチのCinema Displayにおいて1,920×1,200ドット表示に対応している。

DVI出力を装備するMacintosh対応の切り替え機REX-220CUDPは4月に発売予定

REX-220CUDPにははPowerMacとMac miniの2台が接続されていた

2台のMacintoshの切り替えは、本体の切り替えボタンを押すほかに、ホットキー(キーボードの任意のキー)の押下、画面に表示される「ホットスイッチ」を押すことで可能だ。なお、マウスとキーボードはApple純正のほか、他社のUSBマウス、キーボードに対応しワコムのタブレット「GD-0608-U」での動作も確認が済んでいる(対応機種の詳細ついては、現時点では非公開)。

REX-MK2は2台のPCのマウスとキーボードの、REX-MK4は4台のPCのマウスとキーボードの切り替え機だ。ディスプレイの切り替え機能は装備しないため、PCの台数分のディスプレイを用意しなければならない。ラトックシステムの説明員の話によると、複数のPCやディスプレイを使用するようなデイトレーダーなどに売れているとのこと。

キーボードとマウスのみ切り替えることができるREX-MK2が展示され紹介されていた

なお、会場では参考展示として、パイオニアのDVDレコーダ「DVR-640H」に、eSATA接続対応のリムーバブルケース「SA-DK1ES」が接続され、正常に動作している様子が紹介されていた。

パイオニアのDVDレコーダにリムーバブルケースをつないで正常に動作している様子が参考展示で紹介されていた

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