"Apple"商標問題が解決、ビートルズのAppleと協力関係へ

 

米Appleは"Apple"の名称とロゴの使用をめぐって英Apple Corpsと争っていた問題で、両社が新たな契約に合意したことを発表した。Appleが"Apple"に関する全ての商標権を取得し、両社の間の全ての訴訟が取り下げられる。訴訟費用はそれぞれが負担する。

両社の争いはAppleの創業にさかのぼる。Beatlesのプロジェクトとして1968年に誕生したApple Corpsは、その名前を使ったAppleを商標権侵害で訴えた。1991年にAppleに"Apple"の名称やロゴの使用を認める契約で合意したが、その中に音楽市場での使用を除外する条件が含まれていたのが後のトラブルとなる。iPod発売、iTunes Music Storeを通じて音楽のネット販売に進出したAppleに対して、Apple Corpsが契約違反を訴えた。

新契約ではAppleが"Apple"の登録商標の権利を所有する。争点となったiTunesにおける"Apple"の名称とロゴの使用も認められている。一方、Apple Corpsはライセンス供与を受ける形で今後も商標を継続的に使用する。和解条件の詳細については明らかにされていない。

AppleのCEOであるSteve Jobs氏は「われわれはBeatlesを愛しており、商標権をめぐって彼らと対立するのは苦痛だった。前向きかつ諍いの再発を防ぐ形で解決に至り、今は最高の気分だ」と述べている。今年1月に開催されたMacworldにおける同氏の基調講演で、iPhoneのデモにBeatlesの楽曲が使用されたことで、両社の歩み寄りが噂されていた。

一方、Apple CorpsのマネジャーであるNeil Aspinall氏は「論争に終止符を打ち前進できるのは素晴らしいことだ。われわれはエキサイティングな未来へと進んでいく。Appleの成功を望むと共に、長期的な協力関係に期待している」とコメントしている。

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