モタつきなしのWebチャットサービス「Lingr」のAPIが公開

    海上忍  [2007/01/29]

    インフォテリアの米現地法人Infoteriaは25日(現地時間)、Webブラウザベースのチャットサービス「Lingr」のAPIを公開した。あわせて開発者向けのWebサイト「Lingr Developer Wiki」を開設、チュートリアルやリファレンス、サンプルコードの提供も開始している。

    Lingr APIは、利用開始前にAPIキーを入手する必要はあるが、原則として無料で利用できる。ただし、商業利用など高負荷が想定される場合には、事前の相談が必要。同社では、チャットルームの監視や、チャット開始の通知といったツールの開発促進に期待を寄せている。

    Lingrのメインの開発環境としてRuby on Railsが利用されている経緯から、「Lingr API Ruby Toolkit」の提供もスタート。WebページからLingr APIを呼び出すJavaScriptコードなど、Rubyプログラマにとって有用なサンプルも公開されている。

    Lingrは、Webブラウザの機能で利用できるチャットサービス。文字ベースの通信機能のほか、画像や動画の貼り付け、保存可能なログ、匿名アクセスといったサービスを無償利用できる。Webサーバとのコネクションを維持し続ける通信技術「Comet」を採用、Webブラウザの機能だけでリアルタイム性あるチャットを実現した。クライアント(Webブラウザ)から一定の間隔でWebサーバへ問い合わせを行い、チャット相手からのメッセージの有無を確認するという従来の技術(ポーリング方式)に比べ、サーバやネットワークへの負荷を抑える効果もある。

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