「面白くないと意味がない」 - 松本人志監督映画はキャストも内容も全て謎!

      [2007/01/26]

    吉本興業と松竹は25日、都内にて松本人志の第一回監督作品「大日本人」の発表記者会見を行った。

    吉本興業の吉野社長は「待望の松本君の映画がようやく公開されます。たくさんの人に松本ワールドを楽しんでいただきたい。私自身も大変楽しみにしております」と期待を寄せた。また、配給する松竹の野田専務からは「全国200館以上での上映を予定しております」と驚きの発言が飛び出した。

    企画、監督、主演を務めた松本は舞台袖から登場すると、会場に詰め掛けた600人もの報道陣を目の前に「うーわー……居心地わるぅ……」と照れくさそうに顔をしかめた。

    ---初監督の感想

    「"監督"って呼ばれるのは最初は恥ずかしかったんですけど、現場ではわりと当たり前になってきてて最近では特に何も感じないですねー。周りからの質問が多いのには苦労しましたねえ。主役の服の色は? 形は? 携帯電話の色は? とか、もう全部まとめたら数百っていう質問が来るんですよ。まあそのうちほとんどが『どうでもええがな』っていう」

    ---ジャンル、キャストは

    「んー。ジャンルっていうのは見た人が決めるものであって、作り手が『こういうもんです』っていうのとは違うと思うんですよね。僕んちの近所のビデオ屋なんて"時代劇"の棚に『志村けんのバカ殿』が置いてありますし……だから、わかんないですねえ。キャストも……僕に聞いてもらうより別の人に聞いてもらった方がいいんじゃないかと(笑)。とにかく僕のやりたかったことがいっぱい詰まってます。今までもコントで監督的なことはやってきてたんで、その延長線上ですよね。長さのニューレコードを叩き出したかなって感じです」

    ---タイトル「大日本人」の意味は

    「これはもう観てもらうしかないです。内容先行でやってきてたんで、タイトル付けるのはすごい悩んだんですよね。他に候補も出なくて。今考えるとすっきり収まったな、って感じしますけど」

    ---カンヌ国際映画祭など外国への展開も考えている?

    「まあ、会社的には考えてるかもわかりませんけど、カンヌを獲るような作品では絶対ないです」

    ---"構想5年"ということだが

    「思いついたのは5年前なんですけど、途中3年くらいストップしてた時期があったんで。実際は5年もかかってないと思うんですよね。なんでストップしてたのかっていうと吉本のおカネの問題……(笑)ええ、はい」

    ---主人公はどんな役どころ?

    「まあ、ヒーローっちゃヒーローなんですけど。うーん。これも見てもらうしかないっすねえ。仮面かぶったりとかはないです」

    核心に触れることなく飄々と質問をかわす

    ---映画の出来は

    「これがねえ、かなりいいんですよ。僕は気に入ってますねえ。ほんとはコソッと撮ってコソッとやってコソッと終わりたかったんですけど。200館とかさっき初めて聞きましたし。でもまあ、多くの人に見てもらえたらいいですねえ。自分で言うのもなんですけど、観るべきやと思いますよ(笑)。1回だけじゃなく、2回、3回って見られるモノになってると思うんですよ。むしろ繰り返し見た方が楽しめるんじゃないかと。面白くないとやる意味がないんでね。リピーターを期待してます」

    と言った具合に、作品の内容はほとんど判らず仕舞いだったが、松本の自信のほどが伺える質疑応答だった。情報は随時公式サイト内で発表される。現在編集作業を行っており、完成は2月とのこと。公開は本年6月、全国松竹系にてロードショー予定だ。

    "松本監督"の撮影風景

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