高給与で潤うIT業界 - 人気のスキルは? 高い初任給、女性に好待遇も

    湯木進悟  [2007/01/26]

    IT技術者向け求人情報サイトの運営を手がける米Diceは、米国内で働くITワーカーの勤務実態を調査するレポート「2006 Annual Salary Survey」を発表した。IT技術者を取り巻く給与面の待遇が、多くの分野で改善傾向を強めている。

    同レポートは、昨年8~11月にかけて、米国内でIT関連の専門職に就いている19,182名の男女を対象に実施した、オンライン調査に基づく。調査結果によれば、昨年のIT技術者の平均年収はUS73,308ドル。2005年の平均年収のUS69,700ドルと比較して、5.2%増を記録した。特に初任給アップが大きな特徴に挙げられており、昨年の新入社員の平均年収はUS42,414ドルで、前年のUS37,471ドルから13.1%増となった。

    専門のITスキル別に見るならば、最も給与面で好待遇だったのは、平均年収がUS96,161ドルに達した、ERP(Enterprise Resource Planning)を扱うIT技術者。2位はSOX法を専門分野とするIT技術者が入り、CRM、SOAP(Simple Object Access Protocol)を扱えるIT技術者が続いている。Solaris、Sybase、Oracle、Java/J2EEといった分野のITスキルも、企業から高く評価されているようだ。

    同社CEO兼社長のScot Melland氏は「(IT業界で)人材不足が広がっているため、高給与や好待遇をアピールしつつ、IT技術者の雇用を進める企業が増加している。高い給料をもらっている従業員ほど、仕事への満足度も高まる傾向が強いことも明らかになった」とコメントしている。

    なお、昨年中の女性のIT技術者の平均年収はUS67,542ドルで、男性よりも9.7%低下していたものの、給与面での男女間のギャップは、前年よりも小さくなった。ヘルプデスクでの専門業務、テクニカルライター、CEO/CIO/CTOなどの重役クラスの一部分野では、女性が男性を上回る平均年収を得ている。さらに、IT技術者の平均年収の男女差は、年齢層が下がるほど狭まることも判明している。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン