セーフティドライバー宣言…、でも運転中に携帯電話、食事、化粧などが大半

    湯木進悟  [2007/01/25]

    米Nationwide Mutual Insuranceは、いわゆる"ながら運転"と呼ばれる、集中力を欠いた状態で運転しているドライバー(DWD: Drive While Distracted)の実態などを調査した最新レポートの発表を行った。

    同レポートは、米国内で昨年11月中に、車を運転する1,200名に上る18~60歳の男女を対象に実施した調査に基づくとされる。調査結果によれば、自分は日頃から安全運転を心がけているセーフティドライバーであると回答した人が、全体の83%に達した。また、運転中はドライブに集中して、ながら運転(DWD)をすることはないとの回答者も59%に上っているという。

    しかしながら、実際のところは、携帯電話で通話しながら運転をしているドライバーが7割を超えており、制限速度以下で運転しているドライバーは、わずか16%に過ぎなかったとされる。居眠り運転に近い状態での運転経験を認めた人が7割を超え、飲酒運転をしたことがあるとの回答者も5%を占めたようだ。

    他にも、運転中に服を着替えたり、化粧をしたり、コンタクトレンズをはめたり、食事を済ませたり、読書や映画鑑賞をしたり、メールをチェックしたり、ペットと遊んだりするなど、ながら運転(DWD)の驚くような実態が明らかにされている。一般的に若い年齢層のドライバーほど、運転中に携帯電話を利用したり、食事をしたりする傾向が強いとされている。

    同社セーフティ部門でAssociate Vice Presidentを務めるBill Windsor氏は「調査対象者の過半数が、毎日1時間以上はドライブをするライフスタイルになっている。米国民にとって、運転は日々の生活に欠かせないものだが、残念ながら安全運転が行われていると評価することはできない。いつも時間に追われ、数多くのこなさねばならない仕事があるとはいえ、運転に集中することは非常に重要であり、何か他のことをしながらハンドルを握るならば、自分にとっても、他のドライバーにとっても危険をもたらす」とコメントした。

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