米SanDisk、1.8インチの32GBフラッシュメモリドライブ(SSD)を発表

    Junya Suzuki  [2007/01/05]

    米SanDiskは1月4日(現地時間)、1.8インチサイズで32GBのストレージ容量を持つSSD(Solid State Drive)を発表した。Solid Stateとは半導体のことで、NANDベースのフラッシュメモリを搭載したHDD代替のストレージ装置となる。同社によれば、標準的なHDDと比較して100倍ほどの高速アクセスが可能で、Windows Vistaに同ドライブを使用した場合に35秒での高速起動ができるようになるという。HDDに比べ低消費電力なのも特徴で、同社ではノートPCや小型機器向け市場を狙う。

    新製品の名称は「SanDisk SSD UATA 5000」で、ATAベースのストレージとしてノートPC等に組み込むことが可能。TrueFFSのフラッシュ管理技術を採用しており、フラッシュメモリを効率的に扱うための管理システムがSSD内部で完結して動作することで、OS側が意識せずとも長寿命・高速アクセスといった機能をそのまま利用できる。SanDiskによれば、同SSDのMTBF(平均故障間隔)は200万時間に達するという。またアクセス速度はシーケンシャルな連続データの読み出しで62MB/sec、ランダムアクセス時で512bytesのIOPSが7000に達しており、これは標準的なHDDの速度の100倍以上にあたる。また消費電力もアクティブ時の比較でHDDの1.0Wに対し、0.4Wと半分以下の水準となっている。

    同社では1月7日(米国時間)に米カリフォルニア州ラスベガスのInternational CES会場で開催される「Storage Visions 2007」において、SanDisk SSDのデモストレーションを披露する計画だという。またCES会場ではSSDを強力に推進する韓Samsung Electronicsなどのフラッシュメモリを製造するライバルメーカーらもハイブリッド型HDDを含む、SSDの次世代製品を展示、デモストレーションする計画となっている。フラッシュメモリの低価格化と新世代技術への移行も急速に進んでおり、SSDの64GB化など、早い段階での大容量化が期待できるかもしれない。

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