ついにAmiga OSが「4.0」に到達 - AmigansにBigなクリスマスプレゼント

    海上忍  [2006/12/25]

    HYPERION Entertainmentは24日(ベルギー時間)、AmigaOneの登録ユーザに向けて「AmigaOS 4.0 The Final Update」を公開した。2004年に開発者向けプレリリース版を公開してからのアップデートは4度目、のべ5年におよぶ開発期間を経て正式バージョンの4.0に到達する。

    今回のアップデートではカーネル(Exec)を改良、メモリシステムの効率化と大幅な速度向上が図られた。旧システム(Amiga OS 3.x)との互換性を維持するための68kエミュレータも見直され、動的再コンパイル(JIT)使用時の処理性能が10 - 50%アップした。Amiga OSのGUI部分を担う「Workbench」もブラッシュアップ、アイコンが32bitカラー対応したほか、ファイル名が最長30文字という制限が取り除かれた。

    ほかにも、Amiga標準画像フォーマットIFF/ILBMのアルファチャンネルへの対応、Printers:Fileを除くプリンタドライバのPowerPCネイティブ化、PDF処理系AmiGS/AmiPDFのローカライズなど、システムの広い範囲に変更が加えられている。Amigaユーザには馴染み深いブートメニューを表示する操作も変更され、ブート時にマウスの左右のマウス右ボタンを押し続ける必要がなくなった。

    Amiga OS 4.0最終版アップデータは、AmigaOneの登録ユーザに対しISOイメージの形で提供される。なお、AmigaOneはzico規格(次世代Amigaハードウェアを定めた統一仕様)に基づいたPowerPCベースのハードウェアで、発売当初からAmiga OS 4.0のターゲットマシンとされてきた経緯がある。AMiga 1200や4000用PowerPCアクセラレータボードなど他の動作環境については、2007年初頭にサードパーティから発表されるとのこと。

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