違法動画ダウンロード利用世帯、合法の5倍! アダルトビデオが大半 - 米調査

米NPD Groupは、米国内におけるオンライン動画配信やP2Pダウンロードサービスなどの利用状況を調査した最新レポート「NPD VideoWatch Digital」の発表を行った。有料の動画配信サービスの利用が順調に増加してはいるものの、依然として違法な動画ダウンロード利用者も多いことが明らかになっている。

同レポートは、今年第3四半期(7~9月期)に、米国内の12,500世帯を対象に実施したモニター調査に基づくとされる。調査結果によれば、よくインターネットを利用する世帯の8%に当たる、米国内の約600万世帯が、今年第3四半期中にP2Pファイル交換プラットフォームを用いて、10MB以上の動画ファイルを少なくとも1回は違法にダウンロードを行った。同時期に合法的なオンライン配信を利用して、有料の動画ファイルのダウンロードを行ったと回答する約120万世帯と比較して、違法ダウンロードの利用世帯は実に5倍に上っているという。

違法にP2Pでダウンロードされた動画ファイルのうち、約6割はアダルトビデオコンテンツで占められるようで、メジャーな映画コンテンツの違法ダウンロードは、全体の5%以下だったとされている。一方、有料オンライン配信サービス利用者の9割以上が、iTunes Storeを利用してダウンロードを行っており、合法的にダウンロードされた動画コンテンツの6割以上はTV番組だったという。

同社副社長のRuss Crupnick氏は「P2Pによる違法な動画ダウンロードは、音楽の違法ダウンロードほど深刻ではないものの、映画業界が大いに注意を払うべき事態を招いている。現在は大半のP2Pダウンロードがアダルトビデオで占められている状況だが、メジャーな映画会社、放送およびレコード業界から不正に盗み出される、著作権で保護されたコンテンツの量は、海賊行為を取り締まる厳しい措置が講じられない限り、今後は増加の一途をたどることになる」と警告した。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事