金があっても宇宙は行かない!? アジア諸国で宇宙旅行熱も、冷めてる日本人

    湯木進悟  [2006/12/15]

    英Taylor Nelson Sofres(TNS)は、宇宙計画に対するアジア各国の反応などを調査した最新レポートの発表を行った。宇宙旅行への期待が高まる中で、日本人の意外な反響なども明らかになっている。

    同レポートは、シンガポールでCNNが制作した特集番組「CNN Future Summit」に合わせて、先月半ばに実施されたアンケート調査に基づくとされる。オーストラリア、香港、日本、韓国、シンガポール、台湾、タイ、インド、インドネシア、フィリピンの10カ国で、合計5,000名を対象とする大規模な調査が実施されたようだ。

    調査結果によれば、全回答者の59%が、宇宙計画などに巨額の資金が費やされることに対して肯定的な意見を表明。国別に見るならば、韓国では83%、香港では73%、タイでは72%の回答者が、宇宙開発などを積極的に支持する立場を明らかにしたという。また、世界の中でもアジア地域の諸国が、より宇宙探査に主導的な役割を果たしていくべきだと考える回答者も、全体の68%を占めたとされる。一方で、宇宙計画に否定的な姿勢が強い国も存在しており、インドネシアでは56%、フィリピンでは51%の回答者が、無駄な資金を注ぎ込むべきではないとの見方を示したようだ。

    さらに、宇宙旅行に興味があるかを尋ねたところ、全体の66%の回答者が、参加への関心を明らかにしたとされている。もしも宇宙旅行への参加費用が問題にならないとすれば、ぜひとも自分で宇宙旅行をしてみたいとの回答者は、インド、タイ、シンガポール、香港などで目立って多かったようだ。逆に、あまり宇宙旅行には興味関心がないとの回答者は、日本が最も多くなり、日本人の全回答者の52%に達したという。続いて、フィリピンの回答者の51%も、宇宙旅行への無関心を明らかにしたとされる。

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