Google Web Toolkitがオープンソース化

    海上忍  [2006/12/13]

    米Googleは12日(米国時間)、Webアプリケーション開発ツールGoogle Web Toolkit(GWT)の最新版「GWT 1.3 Release Candidate」をリリース、あわせてソースコードを公開した。GWTは従来から無償配布されているが、Apache 2.0ライセンス適用のオープンソースソフトウェアとしての道を選択したことにより、GoogleのAjaxへのコミットが一層深まる。

    GWTは、AjaxアプリケーションをJavaベースの環境で開発するためのツール。Swingライクな開発フレームワークとコンパイラ/デバッガに加え、JavaアプリケーションをJavaScriptとHTMLに変換する機構を提供することで、特にJavaプログラマによるAjaxアプリケーション開発を助ける働きを持つ。またGWTを利用することにより、JavaScriptやHTMLの挙動の違いなどWebブラウザの非互換性を吸収する作業が必要なくなることから、開発そのものへの集中と開発速度の向上も期待できる。

    今回のオープンソース化にあたり、同社プロダクト・マネージャーのDan Peterson氏は、「我々はAjax開発用の優れたツールの提供に注力してきた。そして今、オープンソースコミュニティと同じ目標に向かって協力できることをうれしく思う。Ajaxに夢中な人々がプロジェクトに貢献し、このツールキットを改良することが可能となったのだ」と同社の公式ブログで述べている。

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