中国・瑞星科技、セキュリティソフト「瑞星2007」で国際戦略加速

    西山楓  [2006/12/12]

    中国の情報セキュリティソフト最大手、瑞星科技がこのほど記者発表会を行い、旗艦製品「瑞星殺毒軟件」の最新バージョン「瑞星2007」を発表した。

    瑞星2007は中、英、独、日、露の五カ国語に対応し、全世界に向けて同時発売される。これは同社創業以来の8年間でも初めてのこと。業界筋は瑞星が海外市場戦略を本格稼動させたものと分析している。

    4年余に及ぶ技術の革新と蓄積により、瑞星の開発チームはいくつかの点で技術上の重要な進展を達成した。特に、瑞星2007では仮想化技術をウイルス駆除エンジンに応用した機能を搭載しており、Microsoft、VMWareと並び、独自の知的財産権を有する商用仮想化技術を持つソフトウェアメーカーとなった。

    瑞星は2002年に初めてグローバル戦略構想を打ち出したが、早くもその年にソフトウェアメーカー「製品自主輸出入資格」を獲得、2003年には日本語版を発表、日本上陸を果たし、グローバル化への一歩を記した。以降、瑞星はそのグローバル戦略を着実に推進、2006年8月にはドイツのTUV認証をパスし、欧州市場への足固めをおこなった。中国の業界筋は、海外の消費者は中国国内と異なり、正規版ソフトウェアをより重視することが、瑞星が国際市場を重視する一因とみている。

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