MOONLIGHT MILE製作委員会は12日、太田垣康男氏のマンガ『MOONLIGHT MILE』をアニメ化すると発表した。2007年3月よりWOWOWスクランブル枠にて放送開始予定。
『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載中の太田垣康男氏のマンガ『MOONLIGHT MILE』は、近未来の宇宙開発競争を描いた作品で、リアルなタッチと緻密な科学考証、社会性を盛り込んだドラマなど、大人の読者を強く意識した骨太の内容となっている。2006年12月現在、コミックスは13巻まで発表されており、セールスは140万部以上を記録。今回のアニメ化にあたって製作サイドは、「この素晴らしい原作の魅力を『映像(=アニメーション)』という表現を用いて完全に再現させる」と表明しており、今回の企画に対する意気込みがうかがえる。
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メインビジュアルから。原作の物語は主人公・猿渡を中心に、月の資源開発を巡る米中の対立を描くといった、硬派な人間ドラマとなっている |
放送スケジュールは、2007年3月よりWOWOWスクランブル枠にて「1stシーズン -Lift off-」を全12話で放映予定。2月4日の「WOWOW無料放送の日」には第1話の先行放送も行われる。また1stシーズン終了後には「2ndシーズン -Touch down-」が全14話で放映される予定だが、こちらのスケジュールについてはまだ明らかにされていない。なお作品はハイビジョン、5.1chサラウンドでの制作となっている。
監督は『吉永さん家のガーゴイル』など原作付き作品への参加が多い鈴木行氏、脚本は『シティーハンター』シリーズを手がけた遠藤明範氏、アニメーション制作は近作に『MAJOR』などを持つスタジオ雲雀が担当する。
宇宙開発という題材を扱ったマンガ作品としては、幸村誠氏の『プラネテス』や柳沼行氏の『ふたつのスピカ』などがあり、両作品とも2003年にアニメ化がなされている。このほかWOWOWでは、野尻抱介氏のSF小説を原作としたアニメ『ロケットガール』を『MOONLIGHT MILE』とほぼ同時期の2007年2月から放送する予定。現在のアニメ・マンガ界の主流ではないかもしれないが、根強い人気を誇る宇宙開発ものの一作として今回の『MOONLIGHT MILE』のアニメ化も期待して待ちたいところだ。
「MISSION 1 宇宙(そら)の向こうへ」あらすじ
エベレスト登頂を果たした猿渡吾郎とロストマンが次にめざしたのは宇宙だった。ロストマンはスペースシャトルのパイロットになるべくアメリカ海軍に入隊するが、なぜか吾郎は建設会社に入社する。だが、その行動には吾郎なりの思惑があった。
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