Firefox 3.0系リリースのα版「Gran Paradiso」が公開

Mozilla Foundationは8日(米国時間)、Webブラウザの開発者向けビルド「Gran Paradiso α1」を公開した。レイアウトエンジンには最新の開発版Gecko 1.9α1を搭載、Firefoxの次期メジャーリリース(3.0系)に向けた試験運用が開始される。対応プラットフォームはWindowsとMac OS X、Linuxの3種。ただし、Windows 95/98/MeとMac OS X 10.2は今後サポートされない。

Gecko 1.9α1では、デフォルトのグラフィックス/テキスト描画用ライブラリとして「Cairo」を採用。デバイス非依存のベクタグラフィックスライブラリとして知られるCairoをレイアウトエンジンに取り込んだことにより、PDFやSVGのサポート強化を含めた描画機能の向上が期待される。

Mac OS X向けのビルドでは、UIの外観を決定するウイジェットが従来のCarbon Widgetsから「Cocoa Widgets」に変更された。Carbon WidgetsからCocoa APIの利用は難しいが、Cocoa WidgetsはCocoa/Carbon両APIを利用できることから、今後のMozillaプロジェクトにおけるMac OS X関連開発リソースの集約化が見込まれる。

Mozilla Foundationが発表しているリリースロードマップによれば、Firefox 3.0は2007年前半のリリースが計画されている。なお、開発コード名の"Gran Paradiso"は、伊トリノ市北西の山脈に由来するとのこと。

Firefox 3.0系のベースとなる「Gran Paradiso α1」(画面はMac OS X版)



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