Windows Vista、一般ユーザーへ急速に普及へ - 人気購入エディションは?

    湯木進悟  [2006/11/30]

    米IDCは、Microsoftの次期OS「Windows Vista」の今後の導入状況などを予測した最新調査レポート「Worldwide Windows Client Operating Environments 2006-2010 Forecast: Vista Expands Windows COE Market Opportunities But Won't Accelerate Growth」の発表を行った。

    同レポートによれば、2007年中に全世界で新たに購入されるWindows Vistaの総数は、約9,000万本に達すると予測されている。特にコンシューマ市場において、Windows Vistaの導入が急速に進むと考えられており、一般のホームユーザーが来年中に新規購入するWindows OSの9割以上が、Windows Vistaで占められることになるという。一方、企業などのビジネスユーザーが来年に購入するWindows OSのうち、Windows Vistaが占める割合は35%に過ぎないとされる。発売後2年目にして、ようやくビジネスユーザーが新規導入するWindows OSの8割程度が、Windows Vistaで占められるようになるとされている。

    気になる各ユーザーの購入エディションだが、同社は、Windows Vistaを来年に購入する全ホームユーザーの67%が「Windows Vista Home Basic」を、30%が「Windows Vista Home Premium」を選択すると予測。ホームユーザーの中で「Windows Vista Ultimate」や「Windows Vista Business」を選ぶ人の割合は、非常に少ないと見られている。一方、Windows Vistaを購入する全ビジネスユーザーの82%が「Windows Vista Business」を、残る18%が「Windows Vista Enterprise」を購入するとの予測が出されている。

    Windows Vistaを購入するホームユーザーが選択するエディションは?(2007年)
    出展: IDC

    Windows Vistaを購入するビジネスユーザーが選択するエディションは?(2007年)
    出展: IDC

    同社システムソフトウェア調査部門の副社長となるAl Gillen氏は「長らく待たされてきたコンシューマにとって、発売直後からWindows Vistaの導入が急速に進むと考えられるものの、企業内での導入率は、かなり緩やかな成長曲線をたどることになるだろう。Windows Vista Home Premiumに人気が出てくると期待できるが、Windows Vista Ultimateに関しては、当面はニッチなユーザー向けのエディションに位置づけられる」とコメントした。

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