マカオ電訊、AlcatelとIPコアネットワーク建設へ

    戴玉才  [2006/11/22]

    マカオ電訊(以下、「CTM」と略)はこのほど、Alcatelと共同でIPコアネットワークを構築すると発表した。共同事業の目的はCTMユーザーに、より良質な次世代IPコミュニケーション・サービスを提供し、「Digital Macau(デジタル・マカオ)」計画の実現に向け、最も重要なインフラストラクチャーを構築することにあるという。

    「デジタル・マカオ」計画とは、次世代IPコミュニケーション・サービスを通じ、マカオ特別行政区の持続可能な経済発展をサポートしていくことを目指すもの。CTMによれば、次世代IPコミュニケーション・サービスは、モバイル、ブロードバンド、高速データサービス、アプリケーション・サービスからなり、2007年の第1四半期にリリースされる。

    マカオ電訊CEOのPhil Green氏は、「Alcatelとの協力事業は、CTMがデジタル・マカオ計画という長期戦略に向け踏み出した大きな一歩。両社の協力事業は、必ずや地元経済の成長を促し、ユーザーニーズを満たしていくだろう」と、意義を強くアピールした。

    AlcatelがCTMに提供するソリューションは、スーパーマルチサービス・エッジ・ルータのAlcatel 7750 Service Router(SR)を中核に据えている。このSRは、IP/MPLSネットワークを通じ、企業と個人ユーザーに次世代IPコミュニケーション・サービスを提供する各キャリアに適しているという。Alcatelのソリューションには、Alcatel 5620 Service Aware Manager(SAM)も含まれている。CTMはSAMを利用しながら、VPLS、VPRN、IES、VLLなどのサービスを提供でき、伝統的なルータからサービスルータへの転換もスムーズにできるという。

    AlcatelのIP事業部プレジデントであるBasil Alwan氏は、「CTMと協力事業ができるのは非常に光栄。Alcatelはこの協力事業を通じ、CTMの業務拡大を支援していく。彼らは、必ずやユーザーを増やしていくことができるはずだ」と自信を示した。

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