次のDebian"etch" で使用されるインストーラのRC版が公開

Debian Projectは、Debain GNU/Linuxの次期安定版リリース(etch)で採用予定のインストーラ「Debian Installer etch」のリリース候補版を公開した。今回のリリースでは、対応するすべてのアーキテクチャでバージョン2.6.17のLinuxカーネルを使用。一方でバージョン2.4系カーネルのサポートは廃止された。

Debian Installer etch RC1では、デフォルトのファイルシステムにext3を採用。resize_inodeとdir_indexオプションを有効にした状態でパーティショニングが行われるため、マウントした状態でサイズを増加させるオンラインリサイズ(ext2online)に標準で対応する。パーティショニング機能も強化、暗号化された論理ボリュームマネージャ(LVM)に対応したほか、ソフトウェアRAID(レベル0/1/5)使用時に複数のディスクを対象にパーティショニングする機能が追加された。

Linuxのセキュリティを向上させる拡張モジュール「SELinux」も、新規インストールを行うとデフォルトで有効化される。ただし、SELinuxの機能を利用する場合は、インストール終了後にマニュアルで設定を行う必要がある。

現時点で確認されている問題点としては、パーティションの先頭がシリンダ境界にない場合にパーティションサイズを変更すると、データを失う可能性が挙げられている。この問題は、Windows Vista β2のインストール時に作成されたNTFSパーティションで多く確認されたが、Vista以前のWindowsで作成されたNTFSパーティションについてはおそらく動作するとのこと。



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