仏ObjectWeb、オープンソースのAJAXフレームワーク「Telosys」を公開

Telosysは、Java Platform, Enterprise Edition(Java EE)向けのAJAXフレームワーク。クライアント側のAJAX・Javaスクリプトフレームワーク、サーバー側のスクリーンマップ、リクエスト処理層、スクリーンコンテキスト層、データアクセス層などの技術、コード生成などの各種ツールで構成される。SOA(サービス主導アーキテクチャ)環境を利用し、業務アプリケーションの開発ライフサイクルを短縮するというニーズに応えるために設計されており、従来のクライアント/サーバー・アプリケーションから、Java EE環境およびRAD(Rapid Application Development)環境への移行に最適としている。

パフォーマンス主導のアーキテクチャが特徴で、GUIにはWebページではなく、ブラウザ内で動作する"スクリーン"技術を採用することで軽量のメモリフットプリントを実現、高い拡張性も実現した。プレゼンテーション層とパーシスタンス層の両方を持つことから、すぐに運用環境で利用できるという。JavaのビルドツールAnt、オープンソースの統合開発環境Eclipseをベースとした専用の開発ツールも持つ。

また、モジュラーアーキテクチャによりAJAXの複雑性を隠しているため、熟練度の少ない開発者でも容易に業務アプリケーションを開発できるという。ObjectWebでは、Telosysの利用により、生産性を15%~40%改善できるとしている。

Telosysは、仏ITサービス企業大手Capgemini Groupの子会社、Sogetiにて、3年前から社内開発されてきたもの。SogetiがObjectWebに参加し、ソースコードを貢献したために、ObjectWebのプロジェクトとなった。ObjectWebでは、「JOnAS」などを含むJavaミドルウェアスタックの拡張として位置づけている。

TelosysはLGPL(GNU Lesser General Public License)下で公開されており、ObjectWebのTelosysプロジェクトページでダウンロードできる。



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