米Intel、画像処理ライブラリ「OpenCV 1.0」を公開

    海上忍  [2006/11/08]

    米Intelは6日(米国時間)、オープンソースの画像処理用ライブラリ「OpenCV 1.0」を正式にリリースした。対応プラットフォームはWindowsのほか、LinuxやMac OS XなどのPC UNIX。ソースコードにはBSDライセンスが適用され、自由な改変および再配布が許される。

    今回公開されたOpenCV 1.0は、1999年のプロジェクト開始以来、はじめての安定版リリース。安定性が向上したほか、64ビット環境のWindows(Win64)のサポート改善、Pythonインタフェースの改良など、2005年7月リリースのベータ第5版に大幅な修正が加えられている。

    Mac OS Xへの対応も強化され、他のPC UNIXではGTK+に依存する機能がCarbonに、FFMPEGに依存する機能がQuickTimeに置き換えられようになったほか、デフォルトの設定でユニバーサルバイナリが生成されるよう改良が加えられた。

    OpenCV(Intel Open Source Computer Vision Library)は、豊富な種類のアルゴリズムに対応した画像処理ライブラリ。画像の変形やパターン認識、動画解析など静止画/動画をあわせ300を超えるC言語用関数のほか、クロスプラスフォーム指向の設計により、WindowsやLinuxなど異なるOSを対象にしたプログラミング環境を提供する。Intel Integrated Performance Primitives(Intel IPP)に直接アクセス可能なインタフェースを備え、Intel製CPUに最適化されたプログラムを開発することも可能。

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