Zuneにヒットの可能性!? 意外に高い、現iPodユーザーのZune購入意欲

米ABI Researchは、今月14日にMicrosoftがいよいよ米国で発売するデジタルメディアプレイヤー「Zune」を取り巻く市場動向などを調査した最新レポート「Microsoft's Zune - A Shot over iPod's Bow」の発表を行った。

同レポートは、同社が先月、米国内の18歳以上の男女1,725名を対象にして、インターネット上で実施したアンケート調査に基づくとされる。調査結果によれば、今後12カ月以内に新たにMP3プレイヤーを購入予定であると回答した人のうち、すでに現在はiPodを利用していると答えたユーザーの58%が、Zuneの購入を検討したいとの希望を表明したという。Zuneを選ぶことは考えられないと回答したiPodユーザーは、わずか15%に過ぎなかったとされる。また、現在はiPod以外のMP3プレイヤーを利用中と答えたユーザーの59%が、iPodよりはZuneの購入に前向きであるとの考えを明らかにした。

同社は、ワイヤレスに音楽・画像・動画ファイルやプレイリストなどを共有できる「Zune to Zune」機能や、Xbox 360とのダイレクト接続機能など、Zune独自の新機能などを評価しつつ、iPodを始めとする他社製品との違いをどれほど優位に打ち出せるかが、今後のZune成功のカギを握っているとする分析を発表した。同社主任アナリストのSteve Wilson氏は「現段階でZuneのオリジナリティが際立っているとの判断を下すことはできず、まだまだ懸命な努力を払う余地がある」とコメントしている。

一方、iPodユーザーの中にもZuneの購入希望者が多数存在することについて、同氏は「これまでのMacintoshユーザーの多くは、Appleブランドの製品に熱狂的な愛着を示すことで知られてきた。しかしiPodユーザーは、同社ブランドに対してそれほど忠誠度が高いわけではないことも明らかになった。このことを考慮に入れるならば、Appleは現在の業界トップシェアを維持するため、来年中に何らかのビッグな新製品発表を行うことも必要となってくるだろう。非常に性能面で優れており、デザイン面でもクールなハイエンドの新デバイスの投入が求められてくる」と語った。

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