X11 for Mac OS Xアップデータ - GLXで描画パフォーマンス向上など

Apple Computerは1日(米国時間)、Mac OS X用のX Window System移植版「X11 for Mac OS X」のアップデータを配布開始した。パッケージのファイルサイズは約51MB、AppleのWebサイトのほか、ソフトウェアアップデート経由で配布される。

今回配布されるアップデータ「X11 Update 2006」では、OpenGL Extension to the X Window System(GLX)によるステレオビジュアル機能をサポート。3Dゴーグルを利用し、3Dオブジェクトを鑑賞することが可能になった。GLXのPbuffersとPixmapを利用したオフスクリーンでのレンダリングにも対応、描画パフォーマンスが向上している。

アップデータを適用すると、X Window System(X11.app)はX11 1.1からX11 1.1.2に更新される。ただし、コードベースはアップデート前と同じXFree86 4.4.0で、他のUNIX系OSで採用が進むX11.orgベースには変更されていない。

GLXは、X Window System用のOpenGL拡張機能。1999年にSGIにより開発された技術がオープンソース化、XFree86へ移植された。なお、X Window Systemにおける描画は、X11プロトコルの拡張という形でOpenGLの機能を利用するGLXに対し、X Window Systemのデスクトップ全体をOpenGLで描画する「X over openGL」(XGL)というベクトルベースの技術が登場、SUSE Linuxに搭載されるなど実用化が始まっている。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事