鼎芯通迅(上海)(以下「鼎芯」と略)は10月30日、独自開発したTD-SCDMA用RFICトランシーバーチップ「CL4020」とAnalog Baseband(ABB)チップ「CL4520」のサンプル品の提供開始を発表した。ISSCC(International Solid State Circuit Conference)は、CL4020を世界最先端のデュアルバンドCMOS TD-SCDMA用チップとして認定した。ISSCCは国際チップデザイン業界で最も権威のあるテクニカル・サミットである。ISSCCによりチップが認定されたことは、中国大陸企業としては初めてのことだ。
鼎芯は、中国3G産業聯盟(China's 3G Standard TD-SCDMA Industry Alliance, TDIA)RFIC部会のVIPメンバーだ。鼎芯は国家TD-SCDMA用RFICトランシーバチップ開発プロジェクトと、科技部「863」ハイテク計画におけるRFICトランシーバチップ開発プロジェクトでの唯一の担当企業として2002年から1億人民元を投入、3Gコアチップの開発に積極的に取り組んできた。
鼎芯副総裁の李振彪博士は、「CL4020の開発には多くの挑戦があった。DC offset、HSDPAのサポートをすることを考えればなおさらのことだった」と、開発の難しさを語った。さらに、「CL4020とCL4520の開発過程において、10件以上のイノベーションが生まれた。その多くは現在中国、米国で特許出願している」と、世界レベルでの先進性と成果を強調した。
RFICトランシーバチップとABBチップは、ワイヤレス通信端末側でのコアチップとされている。特にRFICトランシーバーチップは、中国のワイヤレス通信産業発展のボトルネックとされ、当該市場はこれまで2社の外国企業により独占されてきた。このため、両者の開発に成功したことは、中国のワイヤレス通信産業、特に3G TD-SCDMAの展開にとり非常に重要な意味を持つとされている。
| カシオ、方位/気圧/高度/温度を正確に測るアウトドアウオッチ「PRO TREK」 [16:55 5/24] |
| 【レビュー】さらに進歩したフロントサラウンドシステム - ソニー「HT-CT660」を聴いてみた [12:00 5/24] |
| APS-Cセンサーを搭載するペンタックスリコーの新「GR」が発売 [10:00 5/24] |
| 【レビュー】APS-CサイズCMOSと新レンズ搭載で生まれ変わった新「GR」を試してみた - 一眼レフ並みの高画質になった高級コンパクトデジカメの定番シリーズ [08:30 5/24] |
| 【レポート】2013年度はメイド・イン・ジャパンの復活なるか? - 2012年度・電機各社決算まとめ [08:00 5/24] |