米Microsoft、XP用「Windows Media Player 11」の正式版を公開

    Yoichi Yamashita  [2006/10/31]

    米Microsoftは10月30日(米国時間)、「Windows Media Player 11(WMP 11) for Windows XP」の正式版を公開した。Windows Mediaのページで英語版を米国ユーザー向けに配布している。

    「Windows Media Player 11は、デジタルエンターテインメント愛好者を念頭において設計された初めてのメディアプレーヤーだ」とWindows担当のコーポレートバイスプレジデントであるMike Sievert氏。また同社は発表の中で「強化された検索機能やメディア管理テクノロジー、視覚的に操作できるユーザーインタフェース、ポータブル音楽プレーヤーに最適化したサポートなど、Windows Media Player 11 for Windows Vistaに搭載される画期的な機能を試運転できる」と説明している。

    視覚的にコンテンツを把握できる

    MTVが提供するデジタル音楽サービス「URGE」

    WMP11は全体が黒を基調にしたデザインに一新された。音楽、写真、ビデオなどメディアタイプごとのカテゴリービューが用意され、ショートカットオプションも強化された。コンテンツは、サムネイルやアルバムアートなどを使って視覚的に把握できる表示が可能。インタフェースはWindows Media Player 10よりもシンプルになったが、左上に[戻る][進む]ボタンが設けられるなど、操作性が向上している。

    コンテンツへのアクセスも強化されており、「50,000トラックを含むライブラリであっても、50トラックしかないライブラリと同様にナビゲートでき、他のどのようなメディアプレーヤーよりも素早くアクセスできる」とアピールしている。検索時にユーザーが1文字入力する度に、結果が絞り込まれるインスタントサーチを備える。

    メディアの取り込みでは、Windows Media Audio ProfessionalやWAV Losslessなど最新の形式をサポートする。またオーディオから楽曲を特定してトラック情報を入手できるオーディオフィンガープリンティング機能を備える。

    同社によると、200以上のポータブルプレーヤーやホームネットワーキング機器がWMP11に対応するそうだ。ポータブル機器やメモリーカードへのコンテンツ転送では、シャッフルシンクやリバースシンクが追加された。

    音楽配信や映画配信などオンラインサービスとの連携強化も特徴の1つだ。米国ではMTV Networksの音楽サービス「URGE」のほか、Audible.com、CinemaNow、MSN Music、Movielink、Napster、XM Satellite Radioなど、数多くのサービスにWMP11から直接アクセスできる。

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