米Sun、2007年度Q1決算はソフト/サービスが好調、復活へ光明

米Sun Microsystemsは10月26日(現地時間)、2007会計年度第1四半期(7-9月期)の決算報告を行った。売上は前年同期の27億2600万ドルから17%アップの31億8900万ドル、純損失が1億2300万ドルから5600万ドルに減少しており、少しずつ成長軌道に乗りつつある様子がうかがえる。特筆すべきは、これまで同社の主軸だったハードウェア以外のビジネス、例えばソフトウェアやサービスでの売上向上が同社の業績に良い影響を及ぼしており、同社CEOのJonathan Schwartz氏が掲げる4つの事業の柱から収益を上げるビジネスモデルが形になりつつあるようだ。

Oracle OpenWorldで講演する米Sun Microsystems CEOのJonathan Schwartz氏

Sunが掲げるビジネス戦略。ハード、ソフト、ストレージ、サービスの4つを事業の柱とする

1990年代後半のインターネットブームとともに急成長を遂げた同社だが、ITバブル崩壊とそのブーム終焉とともに業績は低迷を続け、IBMやHewlett-Packard(HP)といったハイエンドサーバ市場でのライバルだけでなく、PCサーバで猛追をかけるDellにまで業績を追い抜かれる状態に落ち込んでいた。だがソフトウェア部門のトップから社長兼COOに就任したSchwartz氏の下、それまでのハードウェア頼みのビジネス戦略から、ハード、ソフト、ストレージ、サービスの4つを柱とした事業戦略を打ち立て、それぞれの分野でバランス良く成長していく手法で立て直しを図ってきた。同じく低迷を続けていたHPが新CEOのMark Hurd氏の下で復活を宣言したように、Sunも新しい戦略が少しだが実を結びつつあるようだ。

事業別に見ていくと、ハードウェア事業は前年同期比15%の成長を達成し、新体制の下でも事業の大きな柱であることに変わりない。同四半期では大手顧客の受注をいくつか獲得したほか、新製品のSun Fire T1000/T2000(Niagara)が1億ドルの売上を達成したと報告している。Sparcベースのサーバが売上を伸ばしているほか、Sun Fire x64シリーズ(Galaxy)の売上が54%の伸びで、年間ベースで6億ドルの売上を達成するなど、サーバビジネスでの新たな柱となりつつある。

ソフトウェア事業の売上の伸びは17%で、やはり同社の成長の源泉となっている。売上の多くはSolarisが牽引したもので、600万ダウンロードを達成したほか、Java ESによるサブスクリプションライセンスの売上が25%成長を達成している。

ストレージ事業の伸びは14%で、主にミッドレンジ向けのディスクストレージ製品StorEdge 5000/6000やテープ製品のStorageTekが売上を牽引している。また同社は、Oracle OpenWorldでも紹介していたデータセンター向けのストレージ新製品Sun Fire X4500(Thumper)を強くプッシュしている。

最も伸び率が高かったのが最後のサービス事業で、年率20%に達する。サービス部門の事業内容としては、ユーティリティコンピューティング事業の「Network.com」のほか、39%の成長率で今回の好調さを支えたクライアントソリューションと教育サービスの2つが挙げられる。



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