OracleとAdobe、Web 2.0アプリ開発で協業

  [2006/10/26]

OracleとAdobeは23日(米国時間)、エンタープライズアプリケーション開発における分野での協業を発表した。フルスタックのミドルウェアを擁するOracleと、リッチクライアント技術に一日の長のあるAdobeのタッグは、いわゆる"Web 2.0"アプリケーション開発に大きなインパクトを与えそうだ。

今回の協業で「Oracle Portal」と「Adobe Flex」が連携することになる。これによりエンタープライズアプリケーションにも、FlashやAjax技術を使用したグラフィカルなコンポーネントが含まれるようになるという。また「Portal」以外の次世代Oracle製品との連携も予定されているという。

「Flashアプリケーション開発の代表的なフレームワークである"Adobe Flex"を、"Oracle Portal"のような標準的なポータル製品と統合することで、アプリケーション開発者はこれまでにない魅力的な環境を手にすることができる。」(Adobe プロダクトマーケティング部門シニアディレクター Jeff Whatcott氏)。

「OracleのApplication Development Framework(ADF)を使えば、開発者はパワフルなユーザインタフェースを作ることができる。このADFコンポーネントと、Flashやその他のリッチクライアントエレメントを同じWebページ上で使うことができれば、ユーザにすばらしい体験をもたらすことができるだろう。今回のAdobeとの協業は、FlashとFusionのインターオペラビリティを我々にもたらすだけではない。たとえばリッチデスクトップの統合といったような、次世代のWeb環境を体験できる舞台を幅広い層のユーザに対して整えたと言っていい」(Oracle コーポレートUIアーキテクト・Luke Kowalski氏)。

複数のAPIや技術を組み合わせ、1つのサービスでとしてインタフェースを提供する手法「マッシュアップ(Mashup)」は、現在、Webアプリケーション開発における大きな潮流となりつつある。今回の両社の協業宣言は、マッシュアップの影響がエンタープライズアプリケーションの開発にも及んできたことを表しているようだ。

両社の協業に関する今後の技術情報は、Adobe Developer Centerで公開される予定。

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