東京ガス、電池式で煙と一酸化炭素を検出する火災警報機を発表

 

東京ガスは、住宅用火災警報機「SC-K920B-CK」を発表した。発売は11月11日で、価格は12,075円。エネスタ/エネフィットで販売される。

2002年4月、その前年に起こった歌舞伎町ビル火災などを受け消防法が改正された。施行は今年の6月1日。改正された消防法では、すべての住宅に火災警報機の設置が義務づけられている。しかし、実際のところ火災報知機はあるが警報機はないという家庭もまだ多いのではないだろうか(報知機はボタンを押して火災などを知らせる機器で、警報機は火災などの際に住んでいる人に知らせる機器)。

電池で動作する火災警報機「SC-K920B-CK」。一酸化炭素は、空気よりも少し軽いので、上の方に設置するのがよいとのことだ

同社で販売している警報機には3つのタイプがある。1つめは火災、ガス漏れ、不完全燃焼(CO:一酸化炭素)の3つのセンサーが搭載されているタイプ。2つめがガス漏れ、不完全燃焼を検知するタイプ。ここまでは、おもにキッチンなどのガスを使用する場所に設置されるもので、電源はACとなっている(いわゆるガス漏れ検知器と呼ばれるタイプの機器)。そして3つめが、火災のみを検知するタイプ。これはガスを使用しないリビングや寝室、廊下などに設置することを目的とした機器。今回発表されたモデルは、この3つめのタイプの機器に、不完全燃焼の検知機能を搭載したもので、新コスモス電機との共同開発。煙感知センサーとCO感知センサーを組み合わせることで、水蒸気などによる誤警報を抑制するとともに、ゴミ箱火災などの火の広がりが早い火災に対しても、早期発見が可能になるとしている。電源の取りやすいキッチンなどと違い、コンセントがない場所でも設置可能とするため電池駆動にしてあるそうだ。なお、不完全燃焼の検知機能を搭載した電池駆動の火災警報機は国内初。

電池駆動というと気になるのが電池の持ちだ。いざ火災というときにバッテリー切れでは何の役にも立たない。同社では、機器を購入してから5年をめどに機器の点検に訪問するとしており、その際に機器の交換や電池の交換などを行うとしている。また、通常の使用では5年間は電池が持つとのことだ。なお、動作チェックなどを頻繁に行った場合には5年以内に電池が消耗してしまうケースも考えられるが、そのような場合にはランプと音声メッセージで、電池が消耗したことを知らせる機能も搭載されている。

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