華友世紀、捜狗と戦略提携 - 企業買収で事業基盤強化へ

西山楓  [2006/10/23]

華友世紀はこのほど、捜狐傘下の検索エンジン捜狗との戦略的提携を発表した。華友世紀は捜狗のを通じ、所属歌手・張※頴の初の二カ国語アルバム『The One』を発表した。『The One』は張※頴のデビュー後初のソロアルバムだ。

捜狗によれば、『The One』がダウンロード用に掲載されると、数千万のアクセスが殺到、ネットワークが一時渋滞するほどだった。わずか1日で『The One』は15万回ダウンロードされ(シングルは計40万回)、合計試聴回数が450万回に上り、中国インターネット業界での新記録を更新したとされる。

捜狐の王小川副総裁は、「検索エンジンが音楽を楽しむ最も主要な手段となっていることはいまや明らか。捜狗は引き続き優れた技術を開発し、上質な検索エンジン製品を送り出す。さらにより多くの音楽コンテンツサプライヤーと緊密な協力関係を築き、ネチズンに対してより豊富で効率の良いオンライン音楽サービスを提供していく」と語った。

華友世紀傘下の華友デジタルメディア総裁・呉鋒則氏は、「音楽のデジタル化は昨今のトレンド。デジタルエンタテインメント一般もまた、阻むことのできない潮流だ。華友は中国のデジタルエンタテインメントの先駆者として、今回捜狗との提携により、張※頴のニューアルバムをもって事業の発展を有力に後押しした」と述べた。

業界筋は、今回両社が無料でデジタル音楽推進に踏み出したことは、中国のデジタル音楽事業発展に一定の弾みをつけたものと評価している。

サービスプロバイダが毎年倍増の業績を記録している高度成長を示したのは、すでに過去の話だ。華友世紀は1年前から1.1億元を超える資金を投じてコンテンツプロバイダーを買収、華誼音楽、飛楽唱片などのミュージックコンテンツサプライヤや携帯電話ゲームコンテンツサプライヤを傘下に入れてきた。

華友世紀は最近、買収のテンポをむしろ上げてきており、とくにゲーム、音楽、映画などのオリジナルコンテンツ分野への投資を強化している。華友世紀はインターネット向けに独自のコンテンツを押し出すだけでなく、オフラインの販売ルートも同時に開拓し、エンターテイメントコンテンツを中核とする総合的なデジタル娯楽提供業者になることを目指しているようだ。

※は青へんに「見」

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