米Microsoft、Windows XP SP3の提供は2008年前半へ

 

米Microsoftは10月19日(現地時間)、同社のWindows OS用Service Pack(SP)の最新ロードマップを更新した。それによれば、Windows XP向けの次のメジャーアップデートであるSP3の提供が2008年前半となる見込みで、現行のSP2がリリースされた2004年8月から3年以上の間隔になる。セキュリティや無線LAN関係で大きな新機能追加が施されたSP2とは異なり、SP3では純粋にパッチやバグフィクスが中心になるものとみられる。

Service Packは、MicrosoftがWindowsユーザー向けに提供しているOSのメジャーアップデートソフトウェアで、それまでに定期的にリリースされてきたHotfix等のパッチを1つにまとめ、1回のインストールですべてのパッチの適用を可能にするもの。SPは1~2年単位でリリースされ、最新のSPには過去のSPの更新内容ならびに、それまでにリリースされてきた累積パッチのすべてが含まれる。Microsoftでは、Windowsユーザーに対して最新SPを適用した状態にしておくことを推奨しており、同社が月例で提供するセキュリティアップデートや各種ダウンロードサービスの一部は、最新のSPが導入されている状態でないと利用できない場合もある。

Windows NT 4.0とWindows 2000については、すでに今後のSPのアップデート計画はなく、セキュリティアップデートについては同社から提供される「Security Rollup Package(SRP)」と呼ばれる累積パッチを適用することになる。特にWindows NT 4.0はすでに月例のセキュリティアップデートのサービスも終了しており、SRP以外でのアップデート手段は提供されない。またWindows 2000は月例セキュリティアップデートの適用を受けるために、SP4が導入された状態でなければならない。

・Windows OS別Service Pack提供ロードマップ
OS現行の最新SP今後のSP提供予定
Windows NT 4.xxSP6a+SRPサポート対象外、SRPのリリースのみ
Windows 2000SP4+Update Rollup #1 for SP4月例アップデートの利用に要SP4
Windows XPSP22008年前半にSP3提供予定
Windows Server 2003SP12007年第1四半期にSP2提供予定


Windows XP SP3の提供時期について、当初は2007年後半が予定されていたが、約半年ほど提供が遅れる形となる。同様にWindows Server 2003 SP2の提供時期も、従来の2006年内の予定から、やはり若干遅れることになる。Microsoftは、2007年1月提供予定(企業向けボリュームライセンスは2006年11月)のWindows Vistaで実に5年ぶりとなるWindows OSのメジャーアップデートを行うため、これが現行OSのSP提供スケジュールに何らかの影響を与えた可能性がある。

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